超識者 -2ページ目

超識者

時は来た。

私が世界大統領という肩書きを捨て、神になる時が・・・。

私は手始めに、この世界の常識を壊し、新たなる常識、常識を超えた常識【超識】を創り出す事にした。



新たなる世界を創る為に。

250文字の世界を創る為に・・・。

超識33 if



【もし】



時に人は、この言葉に期待を抱き、

時に人は、打ちのめされる。






惑わされるなっ!






この世に【もし】なんて事は、有り得ないんだ!!









・・・・・・









もしもあの時、ああしていれば・・・






もしもあそこで、こうしていれば・・・






もし・・・









「もしも・・・」









『御掛けになった電話番号は


現在使われておりません。



番号をもう一度お確かめの上、


御掛け直し下さい。』










・・・・・・









【もしかすると】



そんな期待を胸にもう一度掛け直してみたけれど、

やっぱりカメの電話番号は変わっていたんだ・・・。

NOBAうさぎ2

超識32 a little more



クレオパトラの鼻があと3センチ低かったら、

世界の歴史は変わっていた。






私もあと少しだった。



世界の歴史を変えるまで、もう少しだったんだ。



あと少し・・・



あともう少しだけ・・・



・・・



私の鼻があともう少し高かったら・・・



そして、足がもう少し長かったら・・・



それに、もう少し小顔だったら・・・



更には、私の中に流れるビルゲイツの血が

もう少し濃かったら・・・



それと、カール・ルイスより

あと三秒足が速かったら・・・



・・・



あと少し・・・



あともう少し[運]があったなら、

[超能力]だって使えたのに・・・。

超識31 童謡



ウサギとカメが駆けっこして、カメが勝ったって話。



結果に納得できないウサギは勝負の後、

腹癒せにカメを馬鹿にした歌を作って、

嫌味ったらしく本人に歌って聞かせようとしたんだ。






『もしもし



カメよ カメさんよ



世界の内で お前程



歩みの鈍い 者はない



どうしてそんなに 鈍いのか?







って。












でも・・・












『御掛けになった電話番号は


現在使われておりません。



番号をもう一度お確かめの上、


御掛け直し下さい。』













・・・・・・












ウサギは、

カメの電話番号が何の連絡もなく変わっていた事に、

動揺を隠せなかったんだ・・・。








NOVAうさぎ1