#12 死 | 超識者

超識者

時は来た。

私が世界大統領という肩書きを捨て、神になる時が・・・。

私は手始めに、この世界の常識を壊し、新たなる常識、常識を超えた常識【超識】を創り出す事にした。



新たなる世界を創る為に。

250文字の世界を創る為に・・・。

#12 死



俺にとって[死]は、恐怖の対象ではなく、興味の対象にすぎなかった。

あの忌まわしき事件が起こるまでは…。



ある日、俺達の前に一人の漢が立ちはだかった。

それまで俺達は連戦連勝、負けるなんて考えた事もない。

しかし、初めて出会った強敵の前に、仲間は次々と倒れていった…。




…気付くと目の前には一人の神父。


傍らには仲間の亡骸が横たわっている。



…死…んだ…?



そうだ、あの時…。


俺は薄れゆく意識の中、倒れ逝く仲間に向かって叫んでいた。


例えその声が届かなくても、何度も何度も…。





『ザオラル、ザオラルッ!…』