うーん……という感じでしたね。

内容としては負け試合ではなかったですし、足らればになってしまいますが、あれが入っていればとか、PKになってればとかあったので悔しい思いが強いです。

失点のシーンですが、難しい状況とはいえ和田の守備能力では難しかったかもしれません。

ここまでの首位快走に絶大な貢献をしてくれている和田ですが、攻撃にも守備にも振り切った特徴が有るわけではなくて、抜群なバランス感覚と、適切なポジショニングで存在感を発揮するタイプなので、1対1で相手に優位性がある場合は厳しいものがあります。

ですが決してネガティブになることなく、チャレンジ&カバーを見直して修正を図ってもらいたいです。


さてこれで中断期間に入る訳なのですが、広島には明確な課題が課されています。

それは点をとって勝ちにいった時に点が取れない、ゲームを支配できないことです。

ここまでは守備のバランスをしっかりと保って、相手が緩んだところをしっかりと決めきるという戦い方で勝ちきってきたわけですが、ここから相手は負けない戦い方、つまり引いてきて隙を見せない戦いをしてくる可能性が高くなります。

そうなった時に如何にして点を取りに行くのか。

この解を見出だすことが、中断期間の中での明確な課題になります。

これまでのカウンターも勿論、研ぎ澄ます必要がありますが、ボールをポゼッションして相手を崩す形も作っていかなければいけません。

中盤の枚数を増やすのか、ドリブル出来る選手を増やすのか、はたまた3バックを試すのか。

中断期間中に最適解を城福監督には見いだしてもらいたい。



あとこれはやっぱり触れておかなければいけないことですが、青山がこれからロシアW杯に向けて代表の活動に入ります。

まだ確定ではないし、ボランチが過多の選考なので誰か一人はここのポジションから削られることにはなりますが、青山なら自分のポジションを勝ち取れると思います!

森保との最強タッグで、ロシアで旋風を巻き起こしてきて貰いたい!

フォルツァ 青山!




ルヴァンよりも、去年の落ち込みの決定的な原因となった試合はアウェイでのセレッソ戦だと思っているので、個人的には主力は温存してセレッソ戦に向けて備えれば良いし、負けは許容範囲内だったのですが......

結果、稲垣はフル出場で、交代カードで主力を投入したので週末にも不安が残る形になってしまいました。

二兎を追った結果、両方を取れなければ笑い事ではないのでしっかりと切り替えてもらいたい。

■■■

さて試合内容なんですけど、やはり勝ちに行きたいときにゲームを支配する力が無いのは痛いですね。
勝たなくても良くて余裕がある浦和と勝ちたい広島という心理状況も影響はしているのですが、難しいものです。

壮也が入れば川辺をボランチでという選択肢も有るのでしょうけども、若い二人のボランチでは落ち着かせる試合展開なのか、テンポをあげる必要があるのか、そのバランスが見出だせていませんでした。


支配力を上げるために何をすべきかとなると、人を入れ替えない以上はシステムと連携面を変えるべきで、4-2-3-1でトップ下に川辺を置いて中盤を厚くするなどしたい所です。

中断期間が明けると千葉ちゃんも帰ってくるから、3バックも見てみたいが果たして城福監督の決断は如何に......


何はともあれ、まずは次のセレッソ戦で去年の雪辱を晴らさなければ気持ちが悪いので、週末に全力を尽くしてもらいたい。



立ち上がりは明らかに仙台が良くて広島が悪い内容で、パッと見るだけでもギアが違うなという感じでしたね......

その中で1失点だけで押さえて、修正を施して自分達の時間帯になるまで耐えれるのは今シーズンの広島の強さだと思います。

間延びしていた中盤で、相手を自由にさせ過ぎていたので、最終ラインを高くして密度を高めプレスの圧力が相手に掛かるようになると、柏と柴崎がポジションを入れ換えながら前線で起点を作ろうと奔走し、徐々にパトリックにボールが収まるようになりました。

その中で取り返せたセットプレーからの一発。

正直、これがなければこの試合は落としていたと思います。

あの時間帯で点を取り返せたこそ、後半はいつも通りのゲームプランに戻せましたし、落ち着きをもってゲームを進めていけました。

野津田がいなくて仙台の運動量が落ちたというのもあると思いますが、後半は安心してみていられ、いつゴールを奪えるかに焦点を当てれる内容になりました。

そんな中で生まれた柏のカットインからのゴール。

昨シーズン以前も、もっと仕掛けても良いのになというシーンが多かったのですが、今年は自由と責任が柏に与えられて、フィニッシュの意識が格段に向上したと思います。

あの形で切り返されたらDFは足を出しても届かないですから、枠に飛ばせばかなりの確率で得点の匂いがする広島の武器になりつつあります。


そして最後にパトリックのだめ押しですが、これはもう説明不要ですね......

敵にいた時はあれほど怖かったし、ナビスコでやられた時は今でも覚えてますが、頼もしい限りです。

その前の和田のプレーを評価するメディアが多いというのはファンとして嬉しい限りで、地味なのですが、フィールドプレーヤーで唯一のフル出場が示す通り、いぶし銀で気の効くプレーを随所に出しています。

優秀なSBが入れば4バック、優秀なCBが3人入れば3バックにすれば良いのですが、今では4バックしか考えられない状況です。

水本も野上も良いので、千葉ちゃんが戻ってきたらどうするのかという問題がありますが、城福監督の手腕に今後も期待したい。