名前は燈(あかり)。女の子です。
体重2095グラムと、小さく生まれました。
新生児多呼吸という状態で、呼吸を補助する機械を鼻につけています。
不規則に、小さな背中を揺らして息をしています。触ると、肌が火照っています。
帝王切開で生まれた子どもにはありがちらしいし、身体そのものには何の異常もないらしいので一安心ですが、本当に小さいです。
嫁のおなかにいたころには必要がなかった肺呼吸に、世の中の空気に、必死に適応しようとしています。
手だけは大きいんだよなあ。
久しぶりのブログ更新です。
表題のとおり、就職しました。
僕は、片田舎の警察官として働きだして、3年で辞めて無職で上京→エロ漫画のオペレーター(半年)→中小出版社の社員編集者(3年)→某週刊誌のフリー記者(4年)という無軌道な経歴を経て、ある出版制作のような会社で3月から契約社員の編集者として雇われました。
契約とはいえ、いわゆる3年未満の使い捨てではなく、一応プロパー社員です。偉いポジションは親会社からの出向が抑えてますが。
なので、まあサラリーマンです。毎日ネクタイ締めて、満員とはいわないまでも座れないほどには乗客のいる電車に乗って、決まった時間に通勤しています。
考えてみると、社員経験がないわけではないんですが、最初は警察だし、そのあとはフリーターだし、出版社は昼夜関係なしのヤクザな商売なので、なんというか生まれて初めて「カタギ」の仕事をしているような気がします。
朝から晩まで会社の机に座りっぱなしとか、「座っているヒマがあるなら外いって人と会ってこい」と言われて育った身なので、正直慣れません。
でも一方で、規則正しい生活の素晴らしさとか、土日しっかり休めることの恩恵にどっぷりつかってもいます。
そんなわけで、ブログタイトルもちょっと変えました。別にもう「その日暮らし」ではないんですが、その気持ちを忘れず、リーマンしたいと思っとります。
仕事で書く量が激減したので、書けなくなることのないようにできるだけ自己発信くらいはしようかなと思います(前からそう言ってさぼりっぱなしですが)。
では。
遅ればせながら、2013年になりました。
今年はもうすでに人生で大きめのイベントがいくつか発生することが決まっています。
一つ、子どもが生まれること
一つ、転職すること
一つ、大きいかどうかわからないが、地上波のテレビに出演することになったこと
一つ目はそのまんまだけど、二つ目は、正確には「就職」かな。いまは会社員じゃないし。あ、雑誌記者じゃなくなるからブログタイトル変えないと。
転職先はいまのところバイトが許されないらしく、ライターとしての技量が落ちないか不安。次は編集者に戻るから。しばらく様子みて、バイトが事実上黙認かどうか確かめようと思う。会社員っていっても、本当の正社員とは違うからいいだろ、とは思うが。
三つ目は、収録はまだだけど、某テレビ局の土曜昼の特番に出ることになった。去年書いた記事がディレクターさんの目にとまったらしい。ありがたいね。でも、しゃべり下手なのにいいのかね。台本棒読みして失笑買うのが関の山だろうな。
最近の仕事でいうと、昨年末は選挙に追われ、年が変わってからはまあ、ゆるゆると。来週発売の号では某ハーバード教授へのインタビューと、住宅ローン記事書いてます。経済誌Pの最新号では「時間を節約する横着技7」っていうのと、巻末の著者インタビューを書きました。珍しく盛りだくさんです。
さて、ひとまずいまの目標は、週刊誌記者の最後の仕事として何か爪痕残すこと。残り一カ月、いっちょ気張りますか。
流通ジャーナリストの金子哲雄さんが肺の病気で亡くなった。享年41歳。よくテレビで節約テクニックや家電の値下げ交渉の解説なんかをしていた。
僕は数か月前、ある取材で会う機会があった。実際に会ってみると、テレビなどでみるよりずっと礼儀正しく、こちらが恐縮するほど腰の低い人だった。
ただそのとき、ずいぶん咳をしていて、「大丈夫ですか?」と聞いたけど、「ちょっと体調が悪くて……」というようなことしか言わなかった。申し訳なさそうに「大丈夫です、すみません」と繰り返していた。
そのとき聞いた話で印象に残っているのは、「日本経済をよくしようと思ったら、国民一人ひとりがカネの使い方を考えなきゃダメだ」ってことだった。激安商品がもてはやされているけど、そのウラでは安い給料や不安定な雇用でこき使われている人たちがいる。安くて、しかもそれが海外の工場で大量生産しているようなものだったら、はっきり言って儲かるのはその会社のホワイトカラーだけで、日本国内にはぜんぜんお金がまわらない。かくして国内の景気はますます悪くなり、消費者とはイコール労働者だから、自分たちで自分のクビを締めていくことになる。要するに「ユニクロ栄えて国滅ぶ」みたいなことになるよ、ということだった。
激安商品や激安飲食店に行ってもいいけれど、3回に1回は地元で作られた商品を買うとか、チェーン店じゃなく昔ながらの地元の飲み屋に入るとか、お金がないなりにできることはある。一人ひとりの購買活動の結果が日本経済の浮沈を握っている。
「ふだん、テレビで激安商品を勧めるようなことを言っているのに矛盾しているようですけどね」と言って金子さんは苦笑いしていた。
僕たちマスコミは金子さんの「値切りおじさん」みたいなところばかりを面白がって、都合よく取り上げていたが、金子さんが本当に言いたいのは、そういうことだったんじゃないかと思う。
仕事上いろんな人に会うけれど、あんなに誠実な人はほかにちょっと思い浮かばない。もっといっしょに仕事をしたかった。ご冥福をお祈りします。
この1週間、誰がなんと言おうと、全力振り絞って仕事した。ひたすら資料を読み、ひたすら原稿を書いた。
トータル14ページ。質はともかく、量は実際、誰よりも書いた。
多分無理だろうという仕事を、やれると信じてとにかく口より手を動かす。そうすると、ギリギリでできることがある。そういうのが、自分の自信とか、大事な経験になるんだろうな。乗り越えた、っていう。
全力出し切るのって、しんどいけど大事だな。週末の打ち上げのビールがいまから楽しみ。