最近のマスコミの議題、いわばテーマに疑問を感じる。


世間では、「たたく」とでもいうのであろうか。そんな表現がぴったりな、マスコミのなにかをたたくテーマの選びかた。主に「人」をたたくように感じる。


たとえば、次長課長の年金不正受給

すぐさま、次は、キングコングの母親の年金不正受給疑惑・・・。


次から次に飛火して、次の人をたたく。


なにか悲しくなってくる。こんなニュースを見ていると、気持ちが暗くなってくるし、次見ようという気もうせてくる。もっと世の中には、社会にたいして問いを立てて、それに対し提案、行動している人たちがいっぱいいる。そんな人たちとともに歩むというマスコミのスタンスは確立できないのか。


たたくにしても、人ではなくコトやモノをたたくべきで、人をたたくのは・・・・。どうなんでしょうか。



もっと必要な世間に必要な題材は何か?


マスコミは、人が興味を持ってみてくれるものを提供するというスタンスではなく、人にとって社会にとって有益な情報を提供するというスタンスにならないだろうか。



今日は、建築家が教える人生を変える驚異のプレゼン (エクスナレッジムック)/著者不明


を読んだ感想を・・・。






これは、名だたる建築家たちのプレゼンに関する手法・概念などをまとめたものだ。





実は、私の大学のころの師匠も共著なので、買ってしまったのである。まず、いい人選だと思う。何人かは実際にあって、話を聞いたことがあるが、みなプレゼン上手である。




建築家は、プレゼンなくして、人の信用を勝ち取れない。そして、その信用を勝ち取れなければ、仕事もない。つまり、お話の上手な人の割合が、他の業種と比べて、圧倒的に多く、より高度なコミュニケーションが必要とされる職業なのだ






プレゼントは・・・・。


この定義があいまいで、広義なのもあり、全員が、定まったプレゼンというものに対しての自らの考えを述べるのではなく、その全体のプレゼンを構成する要素要素を具体的に提示している。




ただ、共通しているといえそうなのは、プレゼンする相手が今、どう考えているのか。何を望んでいるのか。ということを、真剣に考え、それにたいして、真摯に言葉や内容、表現の仕方を変えながらプレゼンをおこなっていることだ。








また余談だが、ひとつ大きな収穫があった。本書で、谷尻誠の薦めていたプラマンというペン。買ってみた。インクの紙へののりがよく、ヘビーユーザーになりそうだ。

これは、人生を変えるかもしれない大きな起点といっても大げさではないかもしれない。

それほど、かくものというものは重要なのだ。










トラディオ・プラマン(0.4から0.7m/m)【赤】 TRJ50-B/ぺんてる

レディー・ガガの生肉ドレスから数年がたっだろうか・・・・


あれは衝撃だった。


あれから数年


まだ、彼女の奇抜ファッションは、とどまることを知らない


http://www.jiji.com/jc/d4f?d=d4_news&p=gag001-jlp12494339


髪の毛でつくったドレスだろうか?


これだけ、何のためらいも持たずに思い切ったファッションの洋服を身にまとい、


洋服によって、自分のブランド力・発信力とでもいおうかを高めている人は、世界を探してもそういない。



表舞台に立つ人は、生涯、自分自身をコーディネート・プロデュースしていかなくてはいけないと思うが、


レディーガガからも、しがらみをとりはらった思い切りの良さが、自身のブランド力を高める要素の一つだと、これらのガガの写真を見て学べるのではないだろうか。

美しいいい声とは何か?



この曖昧だったものを、白石さんは、「声量のある声・明るい声・よく通る声・響く声・やわらかい声」と定義し、声の作られ方・出し方の仕組みしながら、それらの声に近づけるトレーニングを行っていく。



・息は積極的に吸うものではなくい、吐いた反動で自然と吸うものである。


これが腹式呼吸の基本であること


そして、



・相手の距離人数によって、声の高さや音量を調整するべきである。



といったものが、わたしが「言葉と声の磨き方」を読み終えて、一番心に残ったものである


なかなか専門家の話を聞かなければ、知らないことも多いものあだ。


ただ、この本は、男性の声目線で書かれている良本だが、女性に対してはあまり向かない本かもしれない。



言葉と声の磨き方/白石 謙二
¥1,470
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スティーブジョブズ 脅威のプレゼン を読む

・アナログで、プレゼン内容を練る。

・「なぜ」人は、自身のプレゼンを聞くに値するのかを提案の前に述べて、その相手が聞こうと思う動機を作る。

・最後のくくりはビデオをとりながら、練習あるのみ 1万時間の練習が必要だとのこと。年月に換算すると10年とのこと
つまり、とりあえず、一生懸命努力し続けろということなんだな。


・人に内容を伝わりやすくするための内容の簡素化が必要

simple is strongといっていた伊東豊雄の言葉も思い出し、重要性をつくづく感じる。