今度は『背骨』について
ヒトは『骨盤』という土台に『背骨』という柱が積み重なっています。
『背骨』には頚椎7個・胸椎12個・腰椎5個の合計24個の背骨が積み重なっています。
カラダにストレスがかかるとこの土台と柱の関係が崩れて骨がゆがみ、うまく動けない状態になってさまざまなところに痛みやケガを起こしてしまいます。
そして、ヒトは『背骨』を前後、左右、回旋、骨盤開閉と5つの動きによって『動きのバランス』を保っています。この『動きのバランス』は腰の5個の骨にも関連しています。
日常生活では、歩く・立つ・座る・走る(スポーツなら投げる・打つ・跳ぶ・守る・構える)などのさまざまな運動やスポーツはこの5つの動きの組み合わせで成り立っています。
スムーズに動けると真直ぐ正しく美しく動きます。
その動きが妨げられると、他の動きを余計に使いイビツに動きます。
今回は伸展の動き
胸・腰ともに伸びながら後ろに倒れていきます。
胸:約20~25°
腰:約15°
合計で約35~40°
胸は胸郭とつながっていて猫背などによって胸の動きが妨げられる事が多く
胸の動きが悪い時は腰を余計に動かしてしまいます。
この状態だと腰骨にもゆがみが出ています。
そのゆがみを取ると無駄な力みなく正しく美しく動けます。