「風邪に始まり、風邪に終わる」って風情な『大型二輪教習』も、いよいよ「卒業検定」の日がやって来ました。
意図的にとはいえ、第二段階みきわめ終了から10日以上を空けてしまったため、
普段あんまり緊張しない北口ですが、それなりに緊張しながらこの日を向かえました。
「卒業検定」は9:00から行われるため、少し早めに教習場に入りましたが、北口達の為でしょうか、
既に一台の『ゼファー』のエンジンが掛けられて「ドルン、ドルルン」と暖機運転が行われています。
気になる車番は・・・・とりあえず一台は『41号車』の様子。
果たして何人が同時に受験するのでしょうか。『41号車』が宛がわれれば良いのだけれど・・・。
北「北口は何番目に乗車になるのかな・・・一番目は嫌だなぁ。できれば3番目くらいだといいな」
落ち着かない感じで、しばらく受付のあたりをウロチョロしていましたが、そろそろ集合時間。
集合場所の自習室に向かうためエレベーダーに乗ると、初めて見る年配の教官が話しかけて来ました。
教「ん?ああ、これから「大型自動二輪」の卒業検定ですか?」
北「はい、はい、そうです」
教「もうコース図も貼り出せれていると思いますよ。頑張ってくださいね」
エレベーターを降りると、北口の鼓動は更に速くなり、一歩一歩の歩みにも気を遣いはじめます。
そして自習室の中に入ると・・・ああ、まだ誰も来ていないようです。
適当な席に着き前面を見てみると、例の教官が言っていたコース図が・・・・貼ってない?!
北「あれぇ??もししかして、日付とか集合時間とか間違えたかな??(不安)」
不安なままウロチョロしていると、定刻からやや遅れてコース図を持った教官が入って来ました。
ああ、この教官は知っています。第一段階のみきわめの時に会った、検定の資格を持った教官です。
教「お早うございます!」
北「集合場はこの部屋で良いんですよね??・・・不安だったんです」
教「ああ・・・北口さんですよね?この部屋で合っていますよー」
良かった間違ってなかった~。
って、定刻過ぎているのに、他の受験者はどうしたんだろう?ま、まさか・・・??
北「すみません、今日は何人の人が一緒に受験するんですか?」
教「ああ、今日は北口さん一人ですよ~」
てーか、一人っきりかいっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
3番目どころか、自動的に1番目(?)に乗車かよ~っ!!
そして試験進行の流れや諸注意等の説明があります。
教「今日のコースは「第一コース」です。間違えてもやり直せますが、できる限り覚えてくださいね」
北「てーか、いつも練習している「Aコース」ですよね?」
教「いえいえ、今日乗車していただくのは「第一コース」です」
北「・・・・ああ~、それは「大人の事情」ってやつですねー」
教「そうです、大人の事情です・・・(汗)」
んー。このやりとりで、なんかちょびっと肩の力が抜けて来たかも。
教「さあ、それじゃ一階に下りましょうかー」
んー。いつも教習を受けていた場所のはずなのに、何故だか違った景色に見えます。
教「それじゃあ、私は監視塔に行ってるんで、北口さんのタイミングで始めていいですよ」
北「わかりました」
プロテクターをはめたり、靴紐(ベロクロ)を締めなおしたり、緊張をほぐすように敢えてゆっくりと準備します。
北「ここまで来れば、もう「まな板の上の鯉」だもんな・・・」
『41号車』の傍に立ち「今日はよろしくな」と声を掛けました。
時間にしたら10分たらずだったでしょうか。乗車が終了し後は結果を待つだけです。
教「それじゃ採点するんで、受付の辺りで待っていてください」
だんだんと冷静になってくると、自分が上手く出来たところ、失敗したところが理解できて来ます。
北「一本橋も渡れたし、パイロンにぶつけたりもしなかった。
でも『急制動』でややロックさせちゃったし、坂道発進でエンストを怖がり、半クラ不足しちゃったし・・・。」
でも、たぶんそれだけ。我ながら上手に乗れてたんじゃないかと思えてきました。
次回があるとしたら、きっと北口の敵は緊張だけなのです。
そんな風に割り切り、緊張が解けた脱力感からか、ボ~っと座っていましたが、
しばらくすると「北口さ~ん!」と教官の声が聞こえました。
教「それでは合否の発表です。北口さん一人だし・・・ここ(受付前)でいいですかね?」
北「・・・はい(本当はとってもイヤ。だって落ちてたら恥ずかしいじゃん・・・)」
とっても雑把なロケーションのままに、教官は雑把に発表を続けます。
教「合格です」
北「ありゃ、そうですか・・・・て、点数は内緒でしょうか?」
教「点数は公表できませんが・・・結構いい点でしたよ」
ああ、これで全部終わったんだな。
=★★北口的、大型二輪免許取得のコツ その⑩★★================================================
「緊張が最大の敵!緊張に慣れるよう、普段からチン●出して沼津駅まで走ったりしてみょう!!」<?!?!
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安堵感と脱力感、そして充実感や高揚感がない交ぜになっていましたが、
荷物をまとめ、立ち上がるやいなや、校長が「おめでとうございます~」と拍手をしました。
それは、北口が帰るのを待ち構えるようで「京都でいうところのお茶漬けか?」なんて斜に構えたりしたけど、
やっぱり「おめでとう」って言葉は良い言葉。今後、積極的に使おうなんて思ったんだよね。
さてさて、教習費は締めて177,190円。
オッサンが一ヵ月半打ち込めて、褒美に免許が貰えるんだから、もしやリーズナブルな趣味かもしれません。
とりあえず、これにて長かった(一ヶ月半)の「ユーキャン」が終了しました。
果たして『北口的、大型二輪免許取得のコツ』は、一体どこまで通用するのか?!
あんまり自信はありませんが、今後『大型二輪』免許取得を検討している人の参考になれば幸いです。
てなワケで『ユーキャン』はこれにて終了です~。
てか「笑い」も「涙」もない、あんまり抑揚のない物語だったかもなー(汗)
PS.本記事は懐古的かつ日記的かつ備忘記的な記事であり、先日既に大型二輪免許を取得しております。
是非、いつもの『沼津でいこう。』と同様に、娯楽作品と捉えて閲覧いただければ幸いです~(汗)