さて、ちょっと仕事が忙しかったもので、前回の更新から時間が経ってしましましたが、おまけということで、今回(2020年6月)に利用した『大房岬キャンプ場』のご紹介とレビューなど。
さて、まず最初に、このキャンプ場、「たいぶさみさき」と読みます。
私、「おおふさみさき」だと思っていて、予約の問い合わせした時、ちょっと恥ずかしい思いをしました。
こちらのキャンプ場は、『大房岬自然公園』の中にあります。
詳しくはホームページ(→こちら)を見ていただきたいのですが、料金は一人いくらではなく、テント一張り、タープ一張りあたりの値段になっています。
ちなみに4~5人用のテントまでなら、一泊一張り630円(2020年7月現在)。
4人で泊まったら、一人あたり157.5円か。激安ですね。
ただし、このキャンプ場は、オートキャンプ場ではありません。
駐車場からキャンプサイトまでは、かなり離れています。
こちらが場内の案内図です。ご覧下さい。
(クリックで拡大)
駐車できるのは、この地図で「現在地」となっている「インフォメーションセンター」前の公共駐車場。
キャンプの客は、ここから特別に「車両通行禁止」となっている道に車で入り、「大房岬ビジターセンター」前まで進入できますが、車を入れていいのは、キャンプ道具の搬入と搬出の時だけで、それ以外の時は「インフォメーションセンター」前の駐車場に停めることになります。
そのため、私みたいにキャンプ場にテントを張った後、近隣の釣り場に車で釣りに行きたいなんて場合は、キャンプサイトから、このインフォメーションセンター前まで歩くことになります。
けっこう距離があるので(片道10分くらい?)、車のキーをテントに忘れてきたりすると最悪なので気をつけましょう。
あと、夜になると駐車場からキャンプサイトまでの道は、真っ暗です。
日が暮れるまで釣りをして戻ってきた後、私はライトを持っていなかったので、ちょっと戻るのに往生しました。一緒にいた二人がヘッドライト持っていたから何とかなったけど。
(これはインフォメーションセンター)
キャンプ当日の段取りは、まずインフォメーションセンター前の駐車場に車を停めます。
インフォメーションセンターは無人で、中に入るとビジターセンターにいる職員の携帯番号が書かれた紙が置いてあります。
そこに電話すると、あれこれと指示を受けるので、車に乗ってビジターセンター前まで移動します。
で、ビジターセンター前に車を停めて受付するんですが、ここからまたさらにキャンプサイトまでは距離があります。
キャンプサイトには第1と第2があり、いずれもフリーサイトです。私は今回は第2の方を利用しました。
ビジターセンター前で、さらにリヤカーに荷物を積み替え、キャンプ場に移動します。
(こんな感じ)
で、荷物を置いたらリヤカーを戻し、車をビジターセンター前からインフォメーションセンター前に移動し、徒歩で戻ってきます。
私が今回、第2を選んだのは、上記の地図にもある「南けい船場」に近かったからです。
ちょっとした堤防になっていて、歩いて行けるので、二日目に早起きして釣りをしたかったのですが、残念ながら前年の台風の影響で桟橋が崩れてしまい、立入禁止になっていました(2020年6月現在)。
(第2キャンプ場の様子)
ビジターセンターの隣には、シャワー室もありました。
但し、お湯が出るのは9時~21時まで。私は今回は利用していないので、中がどんな感じかはわかりません。
また、薪などはビジターセンターに売っており、飲み物の自動販売機もありますが、食材などはありませんでした。
で、これが一番の注意点だと思いますが、大房岬自然公園の周囲には、車ですぐに行ける範囲に、生鮮食品やアルコールなどを扱っている大型スーパーなどがありません。
コンビニはありますが、そのくらいです。
去年の台風以前には、『道の駅とみうら枇杷倶楽部』の道路を挟んだ向かい側に生鮮食品などを扱っているスーパーがあったらしいのですが、台風の影響で閉店してしまったみたいです。
ちなみに、上記の『道の駅とみうら枇杷倶楽部』や、隣接する『とみうらマート』などのお店は、土産物が中心なので、野菜や肉などの一般的な食材は売っていません。但し鮮魚は驚くほど安い値段で売っています。
富浦インターチェンジを下りてから現地までの間にも、「地元の人はどこで買い物しているんだろう?」と不思議になるくらいスーパー等がないので(ホームセンターとかはあるんだけどね)、BBQ的な食材などは、自宅付近で買って持って行った方がいいと思います。現地調達は厳しいかも。
そんな感じですかね。
魅力はとにかく安いこと。
それから周辺に釣りができる場所が多いことでしょうか。
千葉房総はいろいろと穴場的なキャンプ場がありそうなので、また違うところにも行ってみたい。
現場からは以上でした。