書籍を購入する際、現金・図書券・図書カードを利用すると思います。
一部店舗ではクレジットカードの利用もできます。(勤務先は利用可能です)

今回は図書券・図書カードのお話です。
図書券・図書カードは書籍の購入を目的とした商品券です。
図書券は全国95%以上の書店で、図書カードは全国75%以上の書店で利用できます。有効期限はありません。
書籍以外の商品の支払い、たとえばレジ脇のガムやポストカード、文具にはほとんどの場合利用できません。
図書券・図書カードはお祝い事のプレゼントに利用されることが多いです。


図書券の表示額以下の購入の場合(現在発行されているのは500円券のみ)、利用する店舗によってお釣りを出したり出さなかったりします。
クレジット会社発行の商品券「VISAギフトカード」などには、利用規定に表示額以上の利用と書かれています。またそれに満たない場合はお釣りが出ないとも書いてあります。
図書券にはそういった利用規定表示はありません。(少なくとも聞いたことが無いです)
ある店舗では500円以上で無ければ利用できなかったりします。
別の店舗では500円に満たない場合でも500円の売り上げにします。
また、別の店舗では500円に満たない分はお釣りとして返却します。
これでは利用する側としては、どこでも使えるという印象は薄くなってしまいます。
このような対応を解消するべく誕生したのが図書カードです。
(図書カードの生まれた最大の理由は他にあります)
図書カードはプリペイドカード式なので、残額が次回以降そのまま表示され利用できます。
また、図書カードの利用で不足した分は現金・図書券と併用できます。

図書券のような紙製のギフト券は世界各国にもあるようです。
イギリス・アメリカでは日本の図書券よりも前に制度ができたようです。
しかし、磁気カードを使った図書カードを扱っている国は日本以外に無いということです。


そろそろクリスマスプレゼントを考える時期になりました。
図書券もいいですが、図書カードは複数の絵柄から選んだり、枚数が多いときは好きな絵柄を真っ白なカードに創ってしまったりできます。
プレゼントに添えるコメントカードとして図書カードを使ってみるということもできますよ。