就職’超’氷河期。 | 沼沢しんや オンリーワンの仙台を

就職’超’氷河期。

3月から新しい仲間が事務所に来ました。


Rくん。


現在大学4年生の、さわやかで、明るい好青年です。


要領もよく、来たとたんに戦力として、私の同級生であるやっかいな先輩たちに指導されながらバリバリやってもらっています。ただ、これほどの魅力ある人間をして、今年の春には就職の決まっていない「就職浪人」であるという、暗い一面も持っています。


今日の報道には、本当に気持ちを暗くさせるニュースが出ていました。


2010年の3万人を超える自殺者のうち、「就職失敗」が事由と推測される人が前年の2割以上増え426人になってしまったとのこと。そのうち大学生は46人と、前年の2倍と見られるとの報道でした。


私たちの住むこの日本では、一生懸命勉強をして大学に入り、学問を中心とした生活を送ろうとしていると、就職戦争に負けてしまいます。遅くとも大学3年の夏を迎えた頃には就職活動を始めなければ、就職戦線を生き残ることは出来ないのです。


ところがこれも決して平等な競争ではありません。


たとえば今年のような「就職’超’氷河期」と呼ばれるような年度では、そもそも就職先が極端に少ないという現実があります。生まれた年次によって就職先の総数が限られていること、そして大卒の一番のセールスポイントである「新卒」の冠はその1年しか効力を発揮しないことは、理不尽ではありますが、彼らではどうすることも出来ません。


この就職超氷河期にあって、就職先を見つけることが出来ない大学生に「自己責任」という言葉を押し付けるのでは、社会のありかたとしてあまりにも無責任だと思います。そう、彼らだけの責任ではありません。


そういった意味で、民主党の求める「大卒3年以内の新卒扱い」は当然であると思っていますし、大学生である若い皆さんには、安心して4年間学問に集中してもらう方が、結果としてこの日本のためになると思っています。


一方で、若い人達の大企業優先の就職活動にも、私たち地方都市に住むものとしては待ったをかける努力をしていかなければなりません。


私たちの暮らす仙台にも、多くの若い労働力を望む元気な中小企業がまだまだあります。それらの企業と、仙台で働きたいと願う若い力を、いかにマッチングすることが出来るかは、人口減少を向かえる地方都市にあって死活問題だと考えます。


そのためには元気な中小企業の信頼度を、いかに行政が保障する事が出来るかが大事なポイントになってくると思います。


市議会議員にも出来る事はまだまだあります。