いよいよ味まつり会場入り。

普段はひと気の少ない漁港に、朝8時前からお客さんがおおぜい押し寄せている。

新鮮な重茂の海鮮をもとめて、近県からもドライブがてら来ているみたいだ。

昆布を食べているアワビを示して「お食事中」とおどけてみせる重茂の漁師さん。この直後、一尾のアワビがその手でむかれて、細谷さんに託された。「(細谷、坂元、高橋の)3人で食べな!」と。みんなで朝からアワビのかぶりつきをしました爆笑


販売が始まり次第、効率的に売れるようにと下準備がされていた。ナマコは海水入りのビニ袋に格納。海洋プラ問題など想起すると、ちょっとシュールな眺めだが……今日はまつりだ、あまり深いことは考えるまい。


その形状から、海のパイナップルとも言われるホヤ(味は全然にていない)。磯の香りとほろ苦さ+ほんのりした甘さのあるオレンジ色の瑞々しい可食部は、鮮度がよいうちに味わいたいもの。これも、ビニ袋に小分けされていた。


ウニも小分け


今か今かと開店を待つ人々


いつもながら長蛇の列


待ちきれずにアワビの様子を視察に来る客人

今年はわかめはじめ、昆布もウニも不漁と聞く。例年だと味まつりの頃はウニの終盤で、最盛期のそれとは様子が違うと聞くが、この間、ウニの採取解禁日(口開け、口開け日といっている)があまりにも少なく、7月末からの1週間でなんとか追いつかせたようだ。

通常漁師は小舟で磯に漕ぎ出して、長いかぎ棒を使って採る。それより深いところにあるウニは、漁協が養成したダイバーしか採りには行けない。
今まで、そのダイバーは3人だった。今年は人数を増やしたらしい。

東日本大震災で重茂の海底は数十センチほど沈降し、舟を使った漁では昔よりウニやアワビは取れなくなったと聞いた。美味しいウニ、アワビのエサとなる、わかめなどの海藻も不作だ。こうしたことや海洋環境の変化が、ダイバー増強などにも影響しているのか、いないのか。

気にはなるが、まあ、今日はまつりだ!
むずかしいことは考えるまい!


12につづきます。