NICU入院68日目*初入浴 | 23w4d*出産*なおくん成長記録

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29年4月3日に23w4dで緊急帝王切開で出産。
1000g以下で生まれた我が子と過ごし、日々感じた事を綴ります。
妊娠〜出産〜入院〜退院、NICU・GCUにお世話になった過去〜現在までの事も書いていきます。

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6月9日。


呼吸の事を気にしながら、今日も病院へ。


大丈夫かな?

苦しい思いしてないかな?

早く会いたいな…。



NICUに向かう途中、賑やかな声が聞こえた。


『おめでとうございます♪』

『◯◯ちゃん、おめでとう♪』

『また顔を見せに来てくださいね!』


『ありがとうございます。』

『お世話になりました。』


笑顔のご両親に抱かれた赤ちゃんの姿。


退院かぁ…。


いつか自分も、あんな風に笑ってここを去る日がくるんだろうか…。

それはいつになるんだろ…。



NICUに来てから、何人もの赤ちゃんがGCUに移っていくのを見て…退院していく姿も何回か見た。


嬉しい気持ち

寂しい気持ち



いつになればGCUに移るのか

どれぐらいで退院できるのか


それは、この時はまだ分からなかった。



先の見えない未来。。。



NICUはいつも満床。

時には繰り上げでGCUに移されて、NICUに受け入れ枠を空けている様子を見ることもあった。



限られている受け入れ数。


私は、入院していた総合病院からすぐにNICUのある大学病院に緊急搬送されて…落ち着く間もなく緊急帝王切開になってしまったけど…

NICUがある病院だから、先生たちや看護師さんの連携プレーで助かった命だと思う。



面会中に赤ちゃんだけが他の病院から搬送されてきた場面も見たことがある。


後から聞いたけど、S君ママも他の病院で出産したらしい。


NICUとGCUがある病院は限られている。



他のママさんのブログを読むと、満床で受け入れ拒否されてしまう方もいるって聞いて…怖くなった。



たくさんの人に助けてもらった命。

たくさんの人に助けてもらっている命。

だから…

きっと、大丈夫だって思える。



感謝、感謝だよね。



今、こんな風に治療を受けれる状況にいることは当たり前じゃないんだと思った。


あの時、産婦人科医に電話して診てもらわなかったら?

総合病院に入院しなかったら?

先生の判断が遅れていたら?



妊婦さんでいる期間は、短かった。

たくさん泣いて、苦しかった。

でも、、、

逢うことができた。



早く生んでしまったことは、確かに辛いけど…

色んな姿を見せて、ママに教えてくれた。


なおきくんにも感謝、感謝だね。



そう前向きに考えて…と、言っても緊張しながらNICUへ入室。



『なおくんママ、こんにちは〜。』


看護師さんに母乳と問診票を渡す。


『なおくん、元気にしてますよ♪』

『今日は、カンガルーケアじゃなくて入浴をしてもらおうと思います♪』


えっ!出来るんですか!


『はいっ♪私たちもサポートしながらですけど、できますよ♪』


やったぁー!


新しい事を出来るようになることが

こんなにも嬉しいなんて…



『じゃあ、もう少ししたら準備しますね♪』


はいっ!

よろしくお願いします♪


どんな風になるのか…不安と期待でそわそわしながら、なおきくんに話しかけて待った。


『なおくんママ、準備できましたよ〜。』


適温のお湯が入った大きなボウルと中ぐらいのボウルを台車の上に乗せて、看護師さんがやってきた。


『ここで洗いますよ♪』


えっ!そ、そうなんですか!?


『まだなおくん小さいから、大っきなお風呂はまだ先なんですよ〜。1人が洗って、もう1人が呼吸器を支えます。』

『なおくんを洗っている間に、◯◯が保育器のタオル交換してくれます。』

『なおくんママ、赤ちゃんの沐浴とかしたことありますか?』


いや、初めてです…!


『洗い方は、身体拭きの時のような順番で大丈夫ですよ♪どうしますか?』


まだ自分でやるには、不安なんで…

今回は、お願いします!


『分かりました♪じゃあ、説明しながら洗っていきますね〜。』


保育器から出されて…


初!お湯ちゃぷん♪



なおきくん、お風呂だよ〜。

大丈夫だからね〜。



『タオルやガーゼを、お腹に掛けてあげると赤ちゃんは落ち着くんですよ〜。』

『もう1枚のガーゼで身体拭きの時のように顔を拭きます。次に髪の毛を洗って…この時に水が耳に入らないように注意してくださいね♪』


そうなんですか!


『背中も手を脇に入れて、向きを変えて洗います。』


わっ、難しそう…。


隣で看護師さんの手の動きを真似る。


『脚を洗ったら、最後にお尻を洗って終わりですね。』


看護師さんの手際の良さに、自分がちゃんと洗えるのか不安になった。


『赤ちゃんにとって入浴も体力を使って疲れちゃうので、素早く綺麗に洗ってあげなきゃいけません。』



そ、そうなんですか!?


『まだなおくんは、保育器だから汚くなることは少ないので…入浴も毎日しなくて大丈夫ですよ♪』

『体調や様子を見て、今後もカンガルーケアと入浴の練習をしていきましょうね。』


わ、わかりました!


看護師さんの説明を聞きながら、気持ち良さそうな表情をしているなおきくんを見て嬉しくなった。


『洗ったら、上がり湯( 隣に置いてある湯入りボウル )で軽く流して、終わりです♪』

なるほど!

なおき、お風呂終わったよ〜。

お部屋(保育器)に戻るって♪



『なおくんママは、保育器の反対側から手を入れてなおくんをタオルで拭いてあげてください♪』


分かりました!


保育器の方でスタンバイして、お湯から上がるなおきくんを待っていると…



ぁあーん!




えっ!?

な、なおき!?


『なおくん、お風呂から上がるの嫌だったな?』


『ごめんね。また入ろうね〜♪』



気持ち良い時間が終わってしまったせいか、ビックリするぐらい大きな声が出ていた。


保育器の中に戻ると、すぐに落ち着いたようで…一安心。


なおき、ママびっくりするでしょ!

気持ちよかったのかぁ〜♪

良かったね!お部屋もキレイキレイだよ♪



看護師さんたちと笑いながら、和やかに話した。



その後は、母乳塗布をやらしてもらえて幸せな時間が過ごせた。


これなら安心して帰れると思っていたら、退室間近になって少し呼吸が乱れてしまった…。



『初めてのお風呂で、なおくん疲れちゃったね。』


『なおくんママ、帰らせたくないのかな?』


心配だけど、退室時間は決まっている。



なおきくん、ママ帰りたくないけど…

帰らないとダメなんだ…。

なおきくんは上手に呼吸できるからね!

大丈夫だからね!

また明日ね!また明日も来るからね!



ずっとそばにいたい気持ちを我慢して、看護師さんたちにお願いして退室した。





*6月9日♡なおきくん*
☺︎小さいけど、大きくなった背中♡
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☺︎しっかり握ってくれる小さなおてて♡
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