上司が最近よく言ってくること。
「googleはすごい。これからはソフトを売るんじゃなくて広告だよ!」
その意見には賛成です。確かにgoogleはスゴイし、従来のソフトウェア販売型のビジネスは
広告収入型ソフトウェアの影響をもろに受けて将来的には売上が激減してしまいそう。
googleがまず凄いのは技術力。検索エンジン開発のために集まった超優秀な技術者たち。
そしてそんな技術者達に自由に研究開発させる方針。と、そこから生まれる斬新なサービス。
それからソフトの売上に頼らず、広告収入で売上を得るというビジネスモデル。
素直にすごい。
日本にもgoogleに続けと・・・考えてるかどうかは知らないけれど、技術と発想を持った
ベンチャーIT企業が増えてきているし、無料でいいサービスを利用できるなんて、
ユーザからしたら確かに魅力的です。
で、次に続く上司の言葉は
「なんでNECや富士通はそれができないんだろうね。不思議だと思わない?
いつまでもパソコンだサーバだって儲からないもんやっててもしょうがないじゃない。」
さて。これはどうでしょう。
いっつも「うーーん。。そうですねー。」って相槌うってるけど、ちょっと考えてみた。
・なぜ大IT企業にgoogleのマネができないか?
浮かんだ理由は「googleは少数精鋭」であること。
googleの社員数4000人ほどに対して大IT企業はたしか全世界で20万人ほど。
おそらくネット広告業ではトップクラスのgoogleの売上高でも¥1500億ほどだったから
これだけでは20万人を養っていけないなと。
まあ全員で広告業やる必要なんてないわけで、一部の社員で参入すればいいのかも。
と思ったところで二つ目の理由。
「モノを作ってるメーカーだから」。
広告業をするなら、商品としてモノを作っていない企業のほうがしがらみが少なくてやりやすいんでしょう。
IT企業と一口に言っても、ベンダーにはベンダーの使命なり柵なりがあるので、
そうそう物事は簡単には進められないし、進めてもらっちゃ困るというのが自分なりの結論です。
でもまぁ、広告業ということにこだわらなければ、方針を大きく変換して大成功してる大企業もある。
たとえばアメリカのGE。もともとは日立のような総合電気メーカーだったのが、
選択と集中を繰り返し事業領域をしぼり、その後効果的なM&Aを行い、
現在は事業の半分を金融業が占めるという状態。
しかし、時価総額でトヨタの3倍、一年間で三菱商事の年間純利益分成長し続けているという
とんでもないお化け企業に。
これはまぁ、米企業流のドライさがあればこそで、日本企業がやろうとしても反発がすごいことに
なりそうですが。
というところで、2つめ終わり。