
『東京号泣教室~ROAD TO 2020~』という東京パフォーマンスドールが出演するバラエティが、今日、10月12日(土)から始まった。あ、東京が今日で、他局の放送予定は別だ。
東京は東京MXからの配信だが、北海道、福島、群馬、神奈川、中部(東海広域圏)、岡山、山口、大分、熊本とローカル局に加え、BSフジとMUSIC ON TV(エム オン)では全国配信となる。これは6月にデビューしたばかりで、まだ、CDすらリリースしていないユニットがこうしたレギュラー番組を持つというのは、極めて異例なことだろう。TPD10人の少女たちを引っ張っていくのが、NHKの『あまちゃん』で荒巻太一プロデューサーを演じた個性派俳優古田新太氏。TPDの所属株式会社キューブと縁のある俳優だ。『あまちゃん』で一躍大ブレイクした感があるが、その前からダイワハウスのCMで役所広司と絡んでいい味を出していたし、何といっても『木更津キャッツアイ』のオジー役が出世作だろう。
番組は、TPDが所属するとある芸能事務所を舞台に、事務所の社長(古田氏)が、2020年の“某国際大会”の開会式にTPDを出演させるべく、メンバーに毎回過酷な授業を課す…という『あまちゃん』のアメ横女学院を地で行くような(パクリ?)ストーリー。TPDは、さまざまな分野の専門家ゲストによる「特別授業」や、音楽・ダンス・芝居などの第一人者を講師として招く「実技授業」などに挑戦することになるらしい。
その栄えある第1回目の番組特別ゲスト講師が荒井修氏(浅草文扇堂 四代目扇子職人)だ。この人の「粋」の話は面白かった。「粋って何だろう?」というテーマで話をしてくれるのだが、メンバーにもわかりやすく噛み砕いて話していた。メンバーが興味深そうに話に引き込まれているさまが映るのだが、みんないい表情をしていた。
その中でとくに恐れ入ったのがこの場面。「粋と野暮と品」を三角形で結んだものだ。粋と野暮の間が「粋がり」、野暮と品の間が「土臭い」。そして粋と品の間、「品のいい粋」を目指さなきゃいかん、というわけだ。ふむ、実に面白い(^^)
このあと、「のぞき」「見立て」なんていう話が出てきて、TPDのメンバーが扇面(とは言っても本物ではないが)に絵付けをしていく。ここのくだりは、まだ見ていない人にはネタバレになってしまう恐れがあるので省略するが、それぞれ個性ある作品が登場した。個人的にはあかりcの作が好みかな(^^ゞ
そのあと、10月11日から始まったエピソード3のダンサミ部分に出てくる新作ダンスのレッスン風景が紹介される。劇団S.E.C出身の林希氏の振り付けだ。これは、エピソード2で主役を務めた星来cとあかりcがボーカルを取った楽曲にダンスをつけた物。林氏は「完成するかどうかわからない」といったコメントを述べておられたが、11日のエピソード3で見た限り、林氏が意図した「大人っぽいTPD」がきちんと表現できていたと思われる。
古田氏はこの『号泣教室』の記者会見(9/20)で、「彼女たちの魅力を存分に発揮させます。一人ぐらいは当てる! 頑張って売れようぜ!」とエールを贈ったが、「ひとりぐらい売れよう」というのはいかがなものか。彼独特の言い回しならいいのだが、上手にメンバーの魅力を引き出していただきたいものだ。

