地下深くに張り巡らされた流水路で見たものとは?
「1×0」がもつ本当の意味とは?
そして、TPDはライブに間に合うことが出来るのか?
芝居部分は、こんな内容です(^^)
その大切なデビュー公演の主役に大抜擢されたのが、リーダーの高嶋菜七cと小林晏夕cのペア。はい、もちろん物販ではお二人のクリアケースを買わせていただきました(^^ゞ
この先、1年間に渡る連鎖公演の始まりであるばかりでなく、一世を風靡した初代TPDの名を継承したグループとしてのデビュー公演。もちろん、この二人だけではないでしょうが、その双肩にかかるプレッシャーはかなりのものがあったと想像できます。
芝居パートは先代TPDの「ダイヤモンドは傷つかない(リアレンジバージョン)」から始まります。これは、6月19日の新生TPDお披露目記者会見でも披露された楽曲。いわば彼女たちの顔とも言える曲。それが、ビデオCG技術によるプロジェクションマッピングでメンバーが輝いたり、音が止まったり、テンポが変わったり…。異空間へ誘う演出は驚きが盛りだくさんで、知らず知らずの内に物語に引きずり込まれていきます。
プロジェクションマッピングで幻想的に浮かび上がるTPD

その後、舞台は渋谷の喧騒へと変わり、突然、地下に落下していく彼女たち。ここでもプロジェクションマッピングが少女たちの落下を見事に表現しています。そして、地下水路で気がついた彼女たちは、それぞれふたりずつのペアに別れ、脱出を試みるために出口を探す探検に出かけるのです。
その組み合わせは、 高嶋菜七c&小林晏夕c、上西星来c&脇あかりc、神宮沙紀c&飯田桜子c、櫻井紗季c&浜崎香帆c、橘 二葉c&美波沙南c。このエピ1では、菜七cと晏夕cのペアの視点で物語が展開していきます。これで12月のエピ5まで、主役ペアが変わりつつストーリーが紡がれていくことがわかります(^^)
演劇パート、未知なる世界に一歩を踏み出す二人。まさに、今の彼女たちを象徴しているシーンだ
晏夕cはこの物語の中で好奇心旺盛、積極果敢な少女として描かれています。そして、「本当はリーダーになりたかった」という意欲的な面も覗かせます。菜七cは、しっかり者のリーダを演じていますが繊細で自信がなく、いつも戸惑っているキャラ(その上、高所恐怖症)として描かれています。そんな彼女たちがこの異空間の創造者と目される竹下宏太郎氏演じる謎の科学者(?)ゼペックと出会い、晏夕cはなんと、彼を倒そうと!
あくまでも演出ですが、二人のデビューに至るまでの期待や不安、ドキドキといった葛藤がよく表現されていて、リアルな彼女たちと重なります。物語では、二人の気持ちにすれ違いが生じ、それぞれ別行動をとることになるのですが、そんな時に流れるのがオリジナル曲の「Lost without you」。
互いがなくてはならない存在なんだと再認識し合う二人。バラードで歌唱力が要求される楽曲でしたが、二人とも見事に歌い上げてくれました。いやぁ、感動的でしたねぇ。新生TPDの復活への大役を見事に果たしたと言っても過言ではないでしょう(^0^)
そして、後半のダンスサミットパート。「ダイヤモンドは傷つかない」「十代に罪はない」「CATCH!!」「夢を」と初代TPDのリアレンジバージョンが続きます。初代の振り付けとは全く異なりますが、違和感がないというよりも、完全に彼女たちのものにしてしまっている感じがします。それもそのはず、最年長でも16歳という彼女たちは、初代TPDなど見ていないのですから。今、彼女たちが持っている感性で、何物にもとらわれず新しい楽曲として自分たちの中に取り込んでいくことができた…ということなのでしょう(^^)
また、ダンスでは白いハットとグローブを使ったブラックライトでのパフォーマンスや、スティックを使ってボックスを叩くパフォーマンスもメンバー10人の息が揃い迫力がありました。稽古の賜物と言えるでしょう。
このダンサミパートで特筆すべきは、彼女たちのオリジナルの楽曲「DREAMIN'」が披露されたということでしょう! 一人一人のイメージに合わせて作られたという十人十色のカラフルなワンピースに身を包んだ彼女たちがはつらつと歌い踊るわけですが、かなり完成度の高い楽曲です。曲自体もいいですし歌詞も非常に前向きです。彼女たちの等身大の思いや、未来に向けての宣言ともとれるメッセージが込められています。これがデビュー曲になるのでしょうか。CD化は未定だそうですが、楽しみです!
そしてアンコールのあと、「WEEKEND PARADISE(リアレンジバージョン)」。これも、6月19日のお披露目の時に披露された楽曲。一人一人歌うパートがあるのですが…う~ん、このエピ1の段階では少し歌唱に心もとない子が(>_<)
全体として大満足のデビュー公演でしたが、課題も感じました。演劇パートはまずまず。ダンスは何人か弱い子もいますが既存のアイドルグループと比べれば及第点以上。やはり一番は歌唱力でしょうか。先代がうまかっただけに、まだ、ここはこれからといった感想を抱きました。1996年にSPEEDが登場したときは、その完成度の高さに腰を抜かすほど驚いた記憶がありますが、まだ彼女たちはこれから…といった感じでしょうか。事務所やレコード会社もその部分を懸念してCDデビューを控えているのかもしれません(^_^ メ)
それにしても、プロジェクションマッピングを駆使した演劇パートは驚きでしたねぇ。いくつものボックスを利用しそれをあちこちに移動しながらシブヤの街や地下水路、高い山…等を表現していくわけですが、彼女たちの動きや配置に寸分でも狂いがあると映像とシンクロしないという難しいもの。ダンサミパートでも映像とコラボしたダンスが披露されていました。そしてどのダンスも水準以上のもので、これだけクオリティの高いエンターテイメントをわずかな期間で作り上げてきたスタッフには脱帽。もちろん、彼女達の頑張りが一番でしょうが、既存の「いつでも会えるアイドル」とは明らかに一線を画するパフォーマンス集団の誕生を実感できたステージであったことは間違いありません(^_-)~☆



