エアコンの室外機の音がうるさいという修理依頼が結構あります。、
原因としては、まず機器が古くて室外機ファンモーターの劣化による異音や同じく劣化した圧縮機の異音があります。
昼間は気にならなくても、夜間の廻りが静かな時間は結構になります。
ファンモーターの異音ならばファンモーターを交換するだけで解決するのですが、圧縮機となると修理代も結構かかりますので、機器ごと交換のほうがよいかもしれません。
圧縮機から異音がし始める機械はおそらく取付けてから10年以上は経っているでしょうから、まあ変え時でしょうね。
でも室外機の音がうるさい原因で一番多いのは、異常なしなんです。
異常なしというのは、要は「こんなもんでしょう。」という事で、圧縮機が動いた時の「ブーン」という低温の響くような音は、必ず発生するものなんです。
古くなれば多少大きくはなりますが、けっこう新しくても必ずするものです。
これは、はっきりいって効果のある解決策はありません。
室外機を何かで囲ってしまったら、室外機を壊してしまいますので、これは絶対にやってはいけません。
ファンの部分と熱交換器の部分を解放して囲うのなら壊れませんが、それでは殆ど消音効果ありませんからね。
私の経験上、多少でもケーシングのビビリ音をなくす方法は、室外機の上に鉢植えなんかの重しを置くという方法です。
これも相当重いものでなくては効果ありません。
手で室外機を上から押してみて下さい。
少し音が和らぐはずです。
20kg~30kg位は必要かもしれませんネ。
最近のエアコンは、コストダウンのせいかわりと作りがラフなんですよね。
軽量化も原因のひとつでしょう。
室外機の消音は、各メーカーのこれからの課題でしょう。
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