今日は大型パッケージエアコンのベアリング交換でした。
工場などで使われている床置型の大型エアコンの事をパッケージエアコンと呼びます。
今回の馬力は60馬力で10畳用エアコン約60台分の冷房能力となります。
ここまで大きくなると、風を送るファンも大型でそのファンのついているシャフトを支える軸受けもかなりの大きさとなります。
この軸受をベアリングと言います。
長年使っていると、このベアリングも劣化してきて異音が発生しますので交換が必要となるんです。
今回のベアリング交換は、機械が大型だった為かなり苦労しました。
古くなったベアリングはシャフトに固着していてなかなか外れません。
今回も外れなかった為、最後の手段でサンダーで切っちゃいました。
今回のタイプで特殊だったのが、シャフトが2本に分割されていて真ん中で接続されているという事です。
大型のパッケージエアコンでよくあるのですが、シャフトが長いとシャフトが歪んでしまう為、2分割となるんです。
その為、ベアリング交換も両サイドと真ん中で3ケあり、そして下の写真のようなカップリングの交換も必要となります。
古いベアリングが外れてしまえばもう半分以上作業は終了した感じです。
とにかく、古いベアリングを外すのが大変なんですよね。
あとはシャフトをペーパーヤスリで磨いて、新しいベアリングをはめ込んで芯出しをして完了です。
ついでにプーリーも交換しました。
このクラスのベアリング交換となるとやはり一日かかりますネ。
無事完了しベアリングの異音も無くなりました。
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