今日の冷媒漏れ点検は苦労しました。
冷媒ガスリークテスターで一通り調査したのですが全く反応しません。
でも確かに冷媒は減っていますからどこからか漏れている事は確かなんです。このような場合、今までは微量の漏れでまたすぐに漏れてしまうという心配がないという事で不足した冷媒ガスを充填して様子をみる事にしてきました。
しかし、フロン排出抑制法が施行された4月からはそうはいかないんです。
原則として、冷媒が不足した場合は、完全に冷媒漏れ個所を補修したうえでないと冷媒を充填してはいけないとなっていますので、「取り敢えず足りないぶん充填しておこう」と簡単に終わらせる訳にはいかないんです。
という訳で今回は更にその先の手段である、窒素加圧充填を行いました。
これは、冷媒を全て回収して変わりに窒素ガスを充填して漏れを確認する方法です。
これが窒素ボンベです。
1.3Mpaの圧力をかけるので、だいたいの漏れはこの方法で漏れ個所を特定する事が出来ます。
今回もこの方法で漏れ個所を特定できたのですが、ホント小さな穴でした。
これで、漏れ個所をしっかり補修して冷媒を充填する事が出来ました。
やっぱり、フロン排出抑制法が出来てから、なんだかんだと手間も費用もかかるようになってしまいましたね。
良いような悪いような。
静岡県沼津市のエアコン専門店。
㈱沼冷です。
空調機の冷媒漏れ補修はフロン類取扱技術者のいる当社にお任せを。
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