フロン排出抑制法が施行されます。 | 沼津のエアコン工事専門店 ㈱ 沼冷 ゴルフと阪神タイガース大好き社長のブログ

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4月からフロン排出抑制法という法律が施行されます。

あまり聞きなれない法律ですね。

フロン排出には、今までもフロン回収破壊法という法律があったんです。

これはご存じの方も多いと思いますが、ようはフロン類をみだらに大気解放してはいけません。必ず回収して破壊処理をしましょうというものなんです。


そのフロン回収破壊法が進化したものが今回施行されるフロン排出抑制法という法律なんです。


ここではおもに我々空調業者と一般ユーザーに関係する部分について説明したいと思います。

まず対象は全ての業務用冷凍空調機になります。(第一種特定製品)

そして、その業務用冷凍空調機器を持っているユーザーは対象となる空調機の管理責任者を決め、そしてその管理責任者は年4回の対象空調機の簡易点検を行わなければならないのです。

実際に点検って言っても、「何を点検するの?」と言った意見もでると思います。

点検といっても簡易点検なので基本目視点検となり、異音・振動・腐食・錆・油漏れといった事がないか確認するユーザーでも行える内容のものです。

次に定期点検も義務付けられます。

これは、圧縮機の定格電気出力が7.5kw以上の冷凍冷蔵機器と圧縮機の定格電動機出力が50kw以上の空調機が1年に一回、同定格電動機出力が7.5kw以上50kw未満の空調機が3年に一回となります。

この点検に関しては、知識を持った専門家ようは我々のような空調修理店での点検が必要となります。

これは冷媒圧力や冷媒漏れそして電圧・運転電流などの測定も含まれるので、その数値が正常がどうか判断の出来る専門家でないと出来ないのです。

もちろん結果はその機器を廃棄するまで記録しておかなければなりません。


流れとしては、対象機器を選別してその機器の点検記録簿を作成して、簡易点検をおこない更に定期点検の必要な機器は業者に依頼をして点検をしてもらうという事となります。


次回は、実際に空調機から冷媒が漏れてしまった場合の対処について書きたいと思います。



フロン排出抑制法の概要

http://www.jreco.or.jp/data/guidance_1.pdf#search='%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%B3%E6%8E%92%E5%87%BA%E6%8A%91%E5%88%B6%E6%B3%95'



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