よく、手持ちのエアコンを取付て欲しいという依頼があります。
当社としては全く問題はなく大歓迎なのですが、あまりにも古いエアコンの取付に関しては、正直チョット引いてしまいます。
安心できるのはせいぜい7~8年前のものまででしょうかね。
それ以上の古いエアコンだと、取付てもちゃんと動くのかな~と心配になってしまいます。
通常エアコンの圧縮機の寿命は20000時間と言われています。
20000時間使ったからすぐ壊れるものではありませんが、確実に劣化は進みいつ壊れてもおかしくない状態なのは間違いないです。
中古のエアコンを15,000円で取付けて、冷媒が不足していて冷媒充填に15,000円、そしてすぐに何処かが壊れてまた修理代に20,000円。
あっという間に、新品1台買える位の金額となってしまいます。
もちろん中古ですから保障も効きませんからネ。
それに新品にしたほうが電気代もはるかに安くなります。
「今まではちゃんと動いていたのに、付け替えたら壊れた。」
なんてのが一番困ってしまいます。
取付を完璧に行っても、たまたま壊れるタイミングと取付のタイミングが同じで、取付不備のように思われてしまう場合もあります。
そう思いたくなる気持ちは痛いほど解かるのですが、「エアコン圧縮機の寿命は20000時間」という事を思い返して欲しいと思います。
1日8時間使って年間150日使ったとすると、年間1200時間です。
15年使ったら18000時間です。
洗浄も行わず汚れたままずっと使っていたらもう限界に近いです。
いつ壊れてもおかしくないです。
古いエアコンの移設は、じっくり考えたいですね。
静岡県沼津市のエアコン専門店。
㈱沼冷です。
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