今日は、店舗用エアコンのガス漏れ修理でした。
今回は、低圧異常で停止する以前の状態で、冷えが悪いという状態でした。
これって圧縮機にはよくないんですよね。
一気に漏れて異常停止させてしまったほうが、圧縮機にはいいんです。
というのは、冷媒ガスがもれて低圧状態で運転を続けると圧縮機が過熱して壊してしまう場合もあるんです。
今回も相当過熱運転していたんじゃないかな～。
圧縮機が心配です。
という事で、まずは漏れ箇所の調査。
今回はわりと早く見つかりました。
室外機の熱交換器のU字型に曲がった部分でした。
油べっとりで、ガス洩れテスターもピコピコ反応して、スプレーしても泡ブクブクでした。
冷媒ガスには油が混ざっているので、ガス漏れ箇所には必ず油が滲んでいるんです。
これは覚えておきましょう。
私の愛機です。
冷媒ガスに反応すると音が出るリークテスターです。
こちらは石鹸水みたいなもんですね。
テスターで反応した部分に吹き付けると、冷媒配管の内部の圧力は大気圧より高いの洩れてるガスが泡となってでるんです。
これで漏れ箇所は特定できましたので、次は溶接で穴を埋めます。
そして真空引きをして規定量のガスを充填して見事に蘇りました。
吹き出し温度はキンキンに冷えてました。
念のため他の箇所もテスターでチェックして完了です。
エアコンの効きが悪い時は、早目にガス漏れ点検をお願いしましょう。
静岡県沼津市のエアコン専門店。
㈱沼冷です。
エアコン修理は沼冷にお任せ。
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