今日は、静岡県フロン協会の総会に行ってきました。
これは、地球温暖化の要因のひとつの空調機のフロンの大気開放を防止し、正しく回収して破壊処理を推進する協会です。
知っている方もいるかもしれませんが、エアコンのフロンガスの大気開放は法律で禁止されているんです。
既に法律ができて10年以上は経過しているはずなんですが、実際の回収率は30%にも満たない現状です。
みなさん思い返して下さい。
壊れて動かないエアコンを新品と入替える時、業者さんはフロンガスの回収装置と回収ボンベを使ってフロンガスを回収していましたか？
もしくは、見積書にフロンガス回収作業費または破壊処理費が入っていましたか？
「そんな作業はしてなかったな～」
「そんな費用入ってなかったよ」なんて方が多いのではないでしょうか？
家庭用のエアコンの場合、フロンガスが入ったまま家電リサイクルに出すことは可能なんですが、これは室外機にフロンガスを閉じ込めてある事が条件になります。
しかし壊れて動かないエアコンは室外機にフロンガスを集めることができないので、回収装置と回収ボンベと使って回収作業をしなければならないんです。
フロンガスの回収は、手間もお金もかかります。
一見、業者にもユーザーのみなさんにもデメリットしかありません。
これが、全く回収率が上がらない原因なんですよね。
フロンガスの地球温暖化係数はCO2の2000倍です。
このまま地球温暖化が進んでいったら、地球の未来はありません。
法的整備が出来てない現状では、私達が頑張るしかないので地道に頑張るしかないいですね。
残念ながらエアコン取付業者さんは、フロン回収業者の登録をしていてフロン回収技術者の資格を持っている作業員のいる業者さんばかりではないのが現実です。
フロンガスを大気開放した場合は、1年以下の懲役もしくは、50万以下の罰金
になります。
静岡県沼津市のエアコン専門店。
㈱沼冷です。
フロン回収事業所登録店です。
修理・取付・洗浄・移設、なんでもご相談下さい。
家庭用～工場用まで全てのメーカー対応
http://www.numarei.co.jp/pc/
