今日は某工場の4馬力の空調機の点検でした。
そこの担当者さん曰く、運転圧力が下がっているので圧縮機を交換する見積りをして下さいとのことでした。
私の少し前に来た業者さんにもその旨を話し、見積りを御願いしたそうです。
しかし、そんな簡単に圧縮機の不良と決めてしまっていいのだろうかと思い、担当者さんに、「この状況では単なる冷媒ガス不足かもしれないですから、しっかり点検して原因を突き止めてからでもいいのでは?」と言いました。
圧縮機交換したら、300,000円コースですから。
冷媒ガス漏れ補修と冷媒ガス充填だけならせいぜい5~6万です。
また、圧縮機を交換して冷媒ガスを充填しても、もしガス漏れ箇所があったらさらに費用がかかります。
とてもそんな修理は出来ません。
担当者には納得してもらい、しっかり点検してから原因を突き止めてから修理をする事にしました。
しかし、いくら担当者から言われたからといっても、不確かな状況で圧縮機交換の見積りを出して進めてしまおうとする業者が許せません。
こちらは、プロなんですから正確な診断のうえで最善の修理をするべきだと思います。
エアコンの修理に関してよくわからないユーザー様は、修理業者の言う事を信じるしかない訳ですから、正しい知識で正確な修理診断をするのは、我々修理業者の使命だと思っております。
空調機のプロ集団、 ㈱ 沼冷を宜しく御願い致します。