老人はワンカップを2つと ジャガビーを手にし、僕らの席にやってきた。齢、75歳くらいかなぁ。たぶん。年齢はあえて聞かなかった。住まいは木更津と言っていた。さっそく何も聞いていないが老人は喋り出す。『私は、もう競馬をはじめて30年くらいなんだよ~。お兄ちゃんはよくくるの?東京は遠いからいかねぇ。中山はお友達もきてるんだよ。今年は京都金杯をとったんだけどその後はからっきしだめでさぁお兄ちゃんはどうなの?』と時折僕に質問するものの、返答をまたず、一生懸命話し始める。気づいたらそんな他愛もない話をしてる間に、老人の左手にもたれてるワンカップは一杯目を飲み干し、二杯目に突入し、老人の右手のジャガビーを食べる勢いはもうどうにもこうにもとまらない。老人の勢いに圧倒され僕はS氏と目を合わせ丸くした。
続く。。。
続く。。。