ひっさびさの宇宙世紀物の新作、ガンダムUC(ユニコーン)。
UCと言えば宇宙世紀の略語だったわけですが、ややこしくなってまいりました。
1~3巻とも、基本発売直後にブルーレイで観ておりましたが、今更感想なぞ。
1巻 ユニコーンの日
「機動戦士クシャトリヤ」って感じの戦闘シーン。
冒頭のスタークジェガン戦は燃えます。
連邦の新型「リゼル」が良い感じでズンドコ落とされていきます。これぞ量産機。
2巻 赤い彗星
ユニコーン大変身。クシャトリヤ大ピンチ。シナンジュ大暴れ。生き残りのリゼル大撃墜。アンジェロ大変態。
ネェルアーガマ艦長オットーのうだつのあがらなさが素晴らしい。
3巻 ラプラスの亡霊
要塞攻略戦。ネェルアーガマが大活躍。デルタプラス、ロトも活躍。
ドライセン、ガザD、ドラッツェが地味かつ堂々と登場。死亡フラグを立てまくるおっさん達。
エンディングの演出が素晴らしい。
OVAだけあって、映像の情報量が凄いです。語られないけど読み取れる情報とか。
原作は読んでないので、再現度は不明ですが・・・・。
ざっと1話から挙げてもこれだけ。
・操縦桿がスティックタイプに。
逆襲のシャアではアームレイカーで、F91ではパイロットの不評によりスティックに戻されたとの事だったが、
わずか数年で廃止されたことが判明。
・スタークジェガンのコックピットディスプレーに、ファンネルの表記。
もはや謎の武器ではなく、機体が敵のファンネルを認識している。
しかもエースパイロットだったのか、手動で対ファンネルプログラム?を切っている。
・クシャトリヤの攻撃時効果音の一部が、懐かしのエルメスのあのビーム音。
・クシャトリヤのファンネル収容時にのみ、モニターにバインダーの裏側(ファンネルラック)が表示される。
・リゼルがエンジンの誘爆を嫌い、ギラズール1機に対し3機であえて接近戦を挑む。
が、逃げるギラズールに新兵がキレてライフル発射。台無しに。隊長機が止めようとしている描写あり。
・ユニコーンの起動時のエンジン音?が、これまた懐かしのRX-78のあの音。
原作が長いのでやや駆け足である点が、やや残念な部分ではありますが、
ガンダムファンは観て損無し、というか観とけな作品です。今のところ。
少なくともガンダムファンでない嫁さんは、楽しんで観ております。
と言うわけで、ユニコーンを強くオススメいたします。
でも、毎回EDテーマが変わるのはどうなのさ、と思う次第。