すっかり長文癖がついたので、勢いでもう一つ長文。
携帯ゲームといっても、携帯電話でやるゲームではなく。DSやPSPの事です。
かといって外に持ち出そうってわけでもなく。持ち出してもいいけど。
コタツや布団の中でヌクヌクとプレーしたり、
ニュースでも眺めながらのんびりプレーしたり。
そんなまったりプレーが出来るのがステキ、と。
というわけで、今更ながらDSとPSPの比較レビューとかやってみます。
発売してどちらも1年たってますが、そんなのは知りません。
あくまでゲーム機としてみていきます。

書いてたらとんでもねぇ長さになったので、隠します。
・ハード性能
 いわゆるCPU性能・3D性能で言えば、PSPの方が上と思われます。
 ですがPSPのCPU、公式スペックでは1~333MHzで稼動とありますが、
 現在のファームウェアでは222MHz固定で動作。
 バスクロックも166MHzで設計されてるのに、111MHzで動作しているようです。
 つまりPSPは本来の性能が出していない、というより出せない状況のようです。
 恐らくチップの発熱や、駆動時間持続のためと思われますが、
 公表されてないのはどういうことなのか、と。
 クロック変動もロックされてるのは、ソフト開発環境が整ってないから?
 音楽再生時とかはクロック下げたら、もっとバッテリ持つのに。もったいなひ。

・ソフト
 DSはSDカードを大きくしたような感じ。差し込むとカチッと音がします。
 PSPはUMDというディスクメディア。MDになり損なったような感じ。
 DSはカードの端子部分が外に出てますし、
 PSPはMDみたいにメディアをカバーするスライドがありません。
 どっちも持ち運ぶときはケースを用意した方がいいでしょう。特にPSP。
 PSPは2GB弱の大容量ですが、「ロード」という概念を持ち込んじゃいました。
 DSは当然ロードはありませんが、容量の限界があります。(推定1G?)
 一長一短ですが、DSの方が携帯ゲーム向きであると思います。
 GBAのソフトも使えますし。

・バッテリ
 公式スペックだとDSが6~10時間。
 PSPはゲームだと4~6時間。UMDビデオ再生で5時間だそうです。
 バッテリーの消耗を考慮して80%で計算すると、PSPは結構ヤバイです。
 標準のものより約20%容量がアップした大容量バッテリも出てますので、
 そちらを使えばなんとかといったところでしょうか。私は当然購入しました。
 ただ、PSPはバッテリは自分で交換可能。別売もありますし。
 バッテリ充電器も別売でありますので、ウォークマンなノリで使うのがいいかも。
 DSは交換はサポートされてませんので、その点は微妙。
 ワタクシはこんなのを用意しました。使ったこと無いですが。

・操作性
 どちらも基本は方向キー+4ボタン+LRのトリガーです。
 PSPにはアナログスティックが一応ありますが、場所的に使いにくいです。
 DSには最大の要素であるタッチペンがあります。
 これと2画面という要素が、新次元のゲームを生み出してます。
 ゲーム操作が苦手な人にこそ向いていると思います。ソフトによりますが。
 どちらも横幅が大きめな分、アクションには若干不向きかも。
 特にPSP。PS2みたいにグリップが無いため、ソフトによっては手が痛くなってきます。
 のっぺりしてるからでしょうか。DSではそこまで感じることはなかったです。

・音
 AVプレイヤーも兼ねてるだけあって、PSPの音は素晴らしいです。
 スピーカーが下についてるのがアレですが。
 DSは画面の左右についているので、良い感じに聞こえます。
 音質はPSPが上ですが、DSはマイクが標準搭載です。
 これまたいろんなゲームに発展するので、侮りがたし。

・充電しながらのプレー
 ゲームが興に乗ってる時は、充電する時間も惜しいもの。
 DSはACの端子が本体上部に。GBA等と互換性有りです。
 プレーしてても邪魔にならないので、良い感じです。
 PSPは本体の右下。ぶっちゃけプレーする時邪魔です。
 バッテリの持ちが悪いので、なおさら残念。
 でも、バックライトを最大に効かせるにはAC接続しないといけない・・・・。

・コミュニケーション
 どちらもWi-Fi。すなわち無線LAN搭載です。
 無線で対戦することはもちろん、
 1本のソフトで複数人が遊ぶ「ゲームシェアリング」にも対応。
 店頭で体験版をダウンロードできたりもします。
 店舗数は現在DSの方が圧倒的に上ですが。
 PSPはネットブラウザも搭載。ウェブサイトを閲覧できます。
 キーボードも無いですし、動作がもっさりしてる感もありますが、
 ぶっちゃけ携帯よりはずっとマシだと思います。画面も綺麗ですし。
 DSは「ピクトチャット」というゲームが既に内蔵されていたり、
 Wi-Fiコネクションでネットゲーム的なプレーがサポートされていたり、
 無線LANに関しては一歩先を行く感じです。
 PSPはUSBがついているので、PCやPS2との接続が可能。
 ゲームによってはPS2と連動したりもあるようです。

・セーブ
 ゲームのセーブ。
 DSは当然、ソフトで管理。
 PSPはメモリースティックDUOにセーブ。
 というわけで、PCに保管したり、他のユーザーに渡したりが可能。

・耐久性
 任天堂のハードはなんだかんだと丈夫。扱ってて安心です。
 PSPは正直、ケースなしで持ち歩くのも恐ろしい。
 良いハードなんだけど、それだけに余計に恐ろしいw
 携帯ゲームなのに・・・・。


とまとめるとDSベタ誉め状態に・・・。
ある種PS2の劣化版なPSPに対し、
2画面&タッチパネルで今までにないハードになっているDS。
老若男女に受け入れられる設計&ソフトのリリースが大きいです。
PSPもハードの台数はそれなりに出てるので、
キラーソフトが出るとまた変わってくるんでしょうけど・・・・。
携帯ゲームであの3D性能&サウンドを実現したのは、素晴らしいと思います。
後は移植作・続編だらけの現状が変われば・・・・。
そんなこんなで個人的にはDSがイチオシ状態ですが、
PSPも結構楽しんでます。
要はソフト次第という、ありきたりな〆。