CPUを製造しているメーカーはいくつかありますが、
自作PCの主流は3つ、intel、AMD、VIAの3社。
intelは「インテル入ってる」でおなじみ。
AMDはPCに興味が無い人には馴染みが薄いですが、ざっくり言えばintelのライバル社。
VIAのCPUは現在省電力向けが主流なので、今回は語らず。

で、intelとAMD、どっちを買えば良いんだというお話ですが、
両社のCPUの性能差は昔ほど無いように感じます。
Win98~XPぐらいの時代では、動画編集等の複雑な演算はintel有利、
ゲーム等の単純な演算速度はAMD有利とは言われてました。
紆余曲折有りましたが、両社も弱点はほぼ克服。好きな方買え的感じ。
現在の主流はマルチコアCPU。一個の石の中にコアが2~4個のっており、
複数の演算処理を同時に行えるようになっております。

今回自作に復帰する気になったのは、intelの最新CPU「core i7」。
最下位モデルの920ですら爆速。価格も3万ちょいと手頃。
「ミドルクラスは3万前後、ローエンドは1万切る前後が買い時」が持論でございます。
i7の長所としては、ここを見ていただくとして、短所が以下の通り。
1.やや消費電力が高め
2.DDR3メモリのトリプルチャンネル駆動。従来のパーツ流用が厳しめ
3.現在はLGA1366規格だが、年末から年始にかけて新プラットフォームLGA1156に変わる。

短所をじっくり検討してみると、1番は確かに高めだが、クアッドコアとしては許容範囲。
消費電力管理機能もあるし、問題にはならないと判断。
今回は新規の組み立てため、2番も関係なし。
3番に関しても、LGA1366はサーバー用途、ハイエンド用途で残るというだけなので問題なし。
今組みたいし。というわけでi7に決定。

ちなみにintelのCPUを選ぶ最大の利点は、
「マザーボードのチップセットの選択肢にintelが入る」と言うこと。
メーカー製のPCではあまり気にする必要は有りませんが、自作PCでは個人的に最重要ポイント。
まあ、互換に互換の良さもあるのですけど、その辺はまた次回と言うことで。