たまにはゆるめな物を、って事でこんなんに手を出してみました。
ブラっと本屋に立ち寄り、面白そうな本を勘で探す。
今まで時折この買い方をしてますが、未だハズレなしです。
で、今回手に取ったのがコレ。
結論から言えば・・・・・・・、初の敗北かも。
切り口自体は悪くないけど、結局のところそれだけ。
文章に奥行きが無いというのか、平べったいというのか。
話が膨らまずにそのまま終わる感じ。
食の話題というのは扱いやすい上にほとんどの人が興味をもってるいるので、
様々なメディアで取り上げられまくり。
テレビなんて、芸能人が騒いでるかメシ食ってるか、などと言われる始末。
全部がつまらないとは言いませんが、安易といえば安易。
エッセイも同じく。
どうやらこの人、文春文庫でかなりの本を出している見たいですが、
タイトルを見る限りほとんど食関係。いくらなんでも乱立しすぎ。
本業は漫画家だからといえばそれまでだけど、
芸人が書く本でも面白いものは面白いわけで。
まあ、作家でも薄っぺらいのばっかり書いてる人も居るけど。
ともかくもうちょいひねって欲しいと思った次第。