1996年のMac | 名古屋で働くSEのブログ

1996年のMac

Macintosh Performa 5270
http://www.oldmac.jp/pf5270.html

1996年、私が大学に入学する際、初めて手に入れたのが、このMac。
この時期のAppleを象徴するかのような、ポリシーのないモデルだと思う。

自分のビジネスのことを考えるときにいつも思うのが、この1996年に購入したPerformaのこと。

当時、世の中はWindows全盛期。OS戦争の勝者はすでに決していた。
Macは一部のマニアかアーティストのものとして生き延びるだろうが、どうせそのうち消えて無くなるだろう。そんな空気があった。

当時、WinもMacもよくわからない私は、大学生協のチラシなど少ない情報から、なんとなくMacを選んだ。
購入後まもなく、世の中がすでにWindows95のPCで占められているのを知り、自分の判断を呪ったのだった。


そのAppleが、いまや世界ナンバーワンの高収益企業になっている。iPod/iPhone/iPadと大成功を収め、なんとMacも一般利用者が伸び続けているという。

1996年当時、この状況をおそらく誰も予想できなかったことだろう。
ただひとり、スティーブ・ジョブズを除いては。

ジョブズがiCEOというポジションでAppleに返り咲いた後、さまざまな策を打った。製品ラインアップの大幅な縮小、iMacの投入、OSX投入,Microsoftとの提携・・・。

そして、満を持して登場したiPodの爆発的ヒットによって、大きく状況が変化。iPhoneはビジネスの流れすら変えてしまい、完全にAppleが市場をリードすることとなった。

その道筋はとてもクリアで(紆余曲折は当然あったが)、ジョブズという男の信念とまっすぐ直結しているように思える。

いま、われわれの手元にあるのは「1996年のMac」だ。
製品の内部構造はしっかりしているのだが、方向性を見失っている。
対抗製品の圧倒的な物量攻勢によって、瀕死の状態になっている。

この傷だらけの製品を救ってあげなくてはならない。
まさにAppleがたどった道筋を通っていけばよいのだ。

いまから約2年前、私は上司にそのことを話した。
そこからようやく現実味のあるプランが始動できそうだ。
お客様にもお話ししたところ、とてもよい反応を頂いた。

この思いを現実化できるように、ゴールを明確にイメージして一歩ずつ進もう!