さようなら!「人見知り」
- さようなら!「人見知り」―初対面の気後れ・あがりがなくなる53の考え方・話し方 (DO BOOKS)/麻生 けんたろう
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良い時はまあまあいいんですが、ダメなときは徹底的にダメで・・・。
人と話すときに妙に照れくさくなってしまったり、本心を言えなかったりして、結局自分の言いたいことを伝えられず悔しい思いをしてきました。
そんな自分がまさか・・・「人見知り」だったとは?!
本書を手に取って、実は私も「人見知り」の一人だったことに気づきました。
・初対面の人と会うと、「何か話さなきゃいけない!!」と焦る
・自分が周りにどう映っているかが気になり話せなくなる「自意識過剰」
・そもそも、初対面の人と話すネタが無くて話に詰まってしまう
など、人見知りの典型的パターンにあてはまっていました。
ビジネスの席では全くと言っていいほど問題ないのですが、プライベートに近い席ではかなりこの症状が顕著に現れます。
特に、大勢が集まるお酒の席などでは・・・。
何と言うか、自分を目立たせたい・アピールしたいと思ってしまうんですかね。
その思いが自分の中で空回りしたり、逆に自分を出すことに慎重になってしまったり。
結果として、すごく気疲れしてしまう感じがあります。
この本の著者である麻生けんたろうさんは、フリーアナウンサーです。
彼はもともとサラリーマン。
そして、サラリーマン時代は相当な「人見知り」の時期があったようです。
そんな彼が、自らの経験から「人見知り」とどう向き合うかを詳細かつ平易な文章で述べています。
面白いなあと思ったのは、人見知り克服のためには
・好奇心に火をつける
のが第一歩であるという点。
自分がどう思われているかにとらわれているうちは話ができない。
相手に興味を持つ。
どんな細かいことでも構わない。
爪の色は何色?
しわは何本ある?
語尾に特徴はないか?
髪の分け目は左右どちら?
ゲーム感覚で構わないのです。
「好奇心に火をつける」
ことが、相手に興味を抱き自意識を薄めさせるポイントだと言うことなのです。
これは私にとっては効きました。
そうそう!興味を引く相手だと、自分がどうかなんて関係なく話をしたくなりますよね!!
思えば前回のキャバクラも、興味を引かないような相手だった・・・。
おっと、それはいいや。
他にも面白いTipsがたくさんあります。
なかでも面白かったのが、
「人見知り同士の場合、どうやったら会話がスタートするか?」
という分析。
これに対する具体策は、
・感謝する(される)状況を作る
というもの。
「ありがとうございます」
という言葉から、会話が始まるというのは極めて自然です。
ハンカチをわざと落とし、拾ってもらう。
・・・古典的手法ですが、上記の方針に照らしてみると理にかなってますよね。
いやいや、やりませんけどねwそんなストレートには。
また、「大勢の知らない人がいると緊張して話せなくなってしまう」というシチュエーション。
これもよくあります。私は本当に大勢が苦手です・・・。
これについても方針が書かれています。
それは・・・
その集団の中に入っても
「私は○○においては誰にも負けないものを持っているんだ」
と、誰にでも誇れるものを心の中に秘めておく、という技です。
これも、なるほどなーと思います。
大勢の人の中で、皆が大声で話していると妙に気後れします。
自分も会話の中に入らないと、自分の存在意義がないような気がして・・・。
だから、上記のような心理状態でいるというのは非常に実践的なやり方です。
人見知りじゃない方から見ると、上のようなことは「小さい問題」なんだろうなーって思います。
でも僕ら人見知りとしては、すごーーーーく切実な問題なんですよ!
小さいけれど、とても大きな壁なんです。
この本は、極めて具体的な方針が書かれており、大変楽しいです。
そしてこの本の素晴らしいところは、人見知りの克服ではなく、それを個性として受け入れ、最終的には人間的に成長していこうというビジョンが描かれている点です。
著者の方が旭川出身というところにも惹かれました(笑)
メールをお送りしたらさっそくお返事を頂けました。
文章と同じく、気さくな方で大変感激致しました。
ということで、人見知りに悩む方にぜひお勧めします!!