[CIO]トレンドウォッチ(2008/02/15) | 名古屋で働くSEのブログ

[CIO]トレンドウォッチ(2008/02/15)

「お子様役員」狂想曲――IT導入の本質を見極める

http://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/articles/0802/14/news012.html  




こういうことは、どの現場でも日常茶飯事で繰り広げられている。

ITベンダー側は、こういったリスクに対して政治力で対抗する。

ITベンダーは、企業内の根回し役・ネゴ取り役・叱られ役となり、プロジェクトの遂行を図る。


しかし、ITベンダーがどうやっても解決できない問題がある。

それが「全体最適」モデルの構築。

CIOの役割はコレに尽きるといっても過言ではない。


カネは出すからオレの言うとおり作れ、と言ってベンダーに対応を迫る部門長。

電算化の初期から関わっている人に多い。

ITベンダーが、気合と根性で何でも作りこんだ時代を経験した人たちだ。

こういう人がCIOの抵抗勢力に回ると、最も危険な存在になる。



「CIO」という存在について考え出して、ようやく気づいた。

Chief Information Officer などと格好いい言葉を使っているが、

CIOは最も政治的なセンスを要求される仕事なのだ。

他の役員のプライドを損ねず。

人の成果を横取りせず。

無理難題を適当にあしらい。

ITベンダーの動きの悪さにイラつかず。

CEOの過大な要求に最大限応える。


やはりこの仕事、外部から来た人間には難しいのかもしれないなぁ・・・。

と思いつつ、次の記事。


見えてきた地域情報化の課題と自治体CIOの役割
【対談】佐賀県最高情報統括監 川島宏一氏×早大電子政府・自治体研究所所長 小尾敏夫氏

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080212/293530/


しがらみの多い自治体でCIOを名乗るということは、非常に勇気のいることだと思う。

> ITコストは当初の40%下がり、部署別のIT調達費などは限界まで削った

という言葉の裏には、それまで垂れ流しにされてきたIT投資の凄まじさが滲む。

部門縦割りの組織では、ITコストは膨らむ一方。


ITベンダーにとっては、「超巨大」な「縦割り組織」の企業こそ、カネを生み出す源泉なのだ。

皮肉なことだが、ユーザ側が情報統合を進めることにより、ITベンダーはビジネスチャンスを失っていく構造になる。

私としては、自分の仕事が減ったとしても、企業内の情報統合が進んで欲しいと思っている。


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