昨年末に落成し、今年3月にデビューする小田急の新型ロマンスカー70000形GSE車の試運転を撮影してきました。
(クハ70051・渋沢〜新松田・2018年1月13日)
なかなかGSE車を撮影する機会に恵まれませんでしたが、ようやくチャンス到来です。しかも今日は総合検測車テクノインスペクターも運転されるとのことなので、頑張って早起きして撮影に向かいました。
まずは、新松田〜開成間のカーブへ。幸先良くLSE車の「はこね」がやって来ました。
(「はこね」デハ7804・新松田〜開成・2018年1月13日)
LSE車の今後が気になるところですね。
そして「テクノインスペクター」がやって来ました。
(クヤ31・新松田〜開成・2018年1月13日)
3000形風の車体を持つ「テクノインスペクター」ですが、検測の際は1000形を連結しているようです。
検測は第2土日に行っているらしいです。ともあれ「テクノインスペクター」はかなり前の一般公開時に見て以来だったので、撮影できて良かったです。
GSE車の試運転列車が通過するのはこの2時間後。当然太陽位置はドンドン変わりますので、栢山〜富水間に移動することにしました。
途中開成駅前に保存されている3100形NSE車を撮影。
(デハ3181・2018年1月6日)
元祖前面展望室付き小田急ロマンスカーは元気なようです。
撮影ポイントに到着後EXEαが通過。
(「はこね」クハ30551・栢山〜富水・2018年1月6日)
デザインはVSE車、MSE車、GSE車を担当した岡部憲明氏。ということで、従来のEXEからイメージが変わりましたが、やっぱり前面展望室がないとなぁというのが、個人的感想です。
そしてGSE車の試運転列車がやって来ました。ローズバーミリオンの車体がとにかく目立ちます。
(クハ70351・栢山〜富水・2018年1月13日)
GSE車はボギー車体で4M3Tの7両編成。編成長は11車体連接の7000形LSE車や10車体連接の50000形VSE車に準じています。
折り返しの上り列車は富士山バックで撮影することにして、渋沢〜新松田間に移動しました。
まずはVSE車を撮影。
(「はこね」デハ50001・渋沢〜新松田・2018年1月13日)
小田急がVSE車で前面展望室を復活させたわけですが、やっぱりいいものです。VSE車は小田急ロマンスカーのフラッグシップとしてすっかり定着しました。
今後VSE車と共に前面展望室付き車両として活躍することになるGSE車。
(クハ70051・渋沢〜新松田・2018年1月6日)
窓は上に拡大していて、全体的に眺望性が良さそうですね。
そしてLSE車。
(「はこね」デハ7003・渋沢〜新松田・2018年1月6日)
子どもの頃、小田急相模原に住んでいた自分としては、デビューこの頃から知っているLSE車には愛着があります。引退時期は発表されていませんが、今後追いかけてみようかな。
GSE車試運転2本目の下り列車は酒匂川の鉄橋で撮影。
(クハ70351・新松田〜開成・2018年1月6日)
この車体カラーはいろいろな景色に映えるかもしれないですね。
一応上り列車も撮影しましたが、光線条件が厳しいのでここでは割愛。
3本目の下りは本厚木〜愛甲石田間で撮影しました。
(クハ70351・本厚木〜愛甲石田・2018年1月6日)
正面から見るとちょっと愛嬌がある顔ですね。
新しいロマンスカーGSE車。早く乗車したいと思っています。