【GW北海道・青森旅】(その2)旭川で新顔特急を求めて・後編 | はやこま すていしょん!

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更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

GW後半戦2日目の5月6日も旭川界隈で特急の撮影をしていました。

(「ライラック」クハ789-202・伊納〜近文・2017年5月6日)

まず3月4日から復活した「ライラック」を撮影すべく伊納〜近文間に行ってみました。

この付近は伊納駅やトンネルの列車通過警報が鳴るので列車の通過は把握できます。しかし、時刻表に載っていない時間に警報が鳴ったので、構えてみたら1081レがやって来ました。

(DE200-1・伊納〜近文・2017年5月6日)

しかしコンテナを1個しか積載していないのはGWだからかな?

 

2321Mは721系F10編成。

(クハ721-10・伊納〜近文・2017年5月6日)

711系亡き今、旭川エリアの普通列車は721系が主力です。

 

続いて「ライラック1号」がやって来ました。

(「ライラック」クロハ789-101・伊納〜近文・2017年5月6日)

「ライラック」は2007(平成19)年10月1日のダイヤ改正で「スーパーカムイ」に統合されて以来、9年半ぶりに復活しました。

同時に列車名から「スーパー」が取れた「カムイ」とともに札幌〜旭川間で運行されます。「カムイ」との違いは、元「スーパー白鳥」用789系100番代・200番代を使用し、半室グリーン席を設定していることです。

789系100番代・200番代・300番代は北海道新幹線開業時に道央エリアに転用することを考慮して、2ドア化の準備工事も施されていますが、「ライラック」転用に際しては愛称表示器をLED化するなど最低限の改造としていて、カラーリングも種車のままです。

ただし先頭車側面には北海道各地をテーマとしたロゴが貼られています。

 

「ライラック1号」を撮影した後は高速道路を使って高速移動。そして「オホーツク1号」を待ち構えました。

さすがは高速道路、かなり余裕を持って現場に到着しました。

ということで4526Dをまず撮影。

(キハ40 1745・伊香牛〜愛別・2017年5月6日)

今回の旅では初めてのキハ40系2両編成でした。

伊香牛で4526Dと交換した「オホーツク1号」が通過。

(「オホーツク」キハ183-1554・伊香牛〜愛別・2017年5月6日)

最後尾の4号車はスラントノーズのキハ183-220でした。

(「オホーツク」キハ183-220・伊香牛〜愛別・2017年5月6日)

3月4日のダイヤ改正で、「サロベツ」編成の車両が「オホーツク」「大雪」に転用されたので、スラントノーズ車を見ることができる機会は減ってしまったようです。

 

この後すぐに移動して「宗谷」を撮影。

(「宗谷」キロハ261-103・北永山〜南比布・2017年5月6日)

「宗谷」のヘッドマークも文字なしで、「サロベツ」と同じでした。正直これにはがっかりしました。

 

気を取り直して「オホーツク2号」の撮影に向かいました。

(「オホーツク」キハ183-1503・伊香牛〜愛別・2017年5月6日)

この編成は5月5日に「大雪4/5号」に使用した編成です。

 

この後再び高速移動して伊納〜近文間へ。でも朝とはちょっと場所を変えています。それは上下列車を押さえるためです。

現場に到着して、撮影ポイントを確認中に「ライラック16号」が通過。

(「ライラック」クハ789-202・伊納〜近文・2017年5月6日)

なんとか編成全体を収めることができました。

しかしこのあとの「カムイ7号」は時間を間違えて撮影できず。当初は「ライラック18号」を撮影した後移動する予定でしたが、「カムイ9号」まで粘ることにしました。

待っている間に927Dがやって来ました。

(キハ54 504・伊納〜近文・2017年5月6日)

旭川運転所のキハ54形500番代は留萌本線でも運用していますので、その送り込みと戻しを兼ねているのでしょうか。

 

そんなことを考えていると「ライラック18号」が通過。

(「ライラック」クハ789-204・伊納〜近文・2017年5月6日)

今度は上り列車用のポイントで撮影しました。

 

続行の922Dはキハ40形2両編成でした。

(キハ40 822・伊納〜近文・2017年5月6日)

先頭はキハ40形700番代。便所用の水タンクが屋根上に残っています。なお旭川運転所のキハ40形は函館本線滝川〜旭川間でも運用しています。

 

そして「カムイ9号」が通過。

(「カムイ」クハ789-1002・伊納〜近文・2017年5月6日)

函館本線札幌〜旭川間の主役だった「スーパーカムイ」が3月4日のダイヤ改正で「カムイ」に名称を変更しました。今まで785系と789系1000番代で運用していましたが、一部運用が789系100・200番代「ライラック」に置き換えられたため、「カムイ」は789系1000番代のみの運用となっています。

 

再び移動して「大雪2号」を撮影。

(「大雪」キハ183-1501・北日ノ出〜桜岡・2017年5月6日)

それにしても旭川の近くでこんな家がない場所があるんですね。

 

返しの「大雪1号」も撮っておこうと思いつつ、時間があるので色々ウロウロ。で、なぜか先ほどの場所と同じ所で4525Dを撮影。

(キハ40 746・北日ノ出〜桜岡・2017年5月6日)

これまたキハ40形700番代でした。結構残っているんですね。

 

そして「大雪1号」を撮影。

(「大雪」キハ183 1555・桜岡〜当麻・2017年5月6日)

今回はキハ183形200番代の「大雪」を撮影できませんでしたが、次回は撮影したいと思います。

 

さて、レンタカーを返して旭川駅に向かったのですが、高架化されてすっかり変わっていました。

(旭川・2017年5月6日)

旭川駅に限りませんが、国鉄時代の広大な構内を縮小して高架化される駅が増えています。そのなかでも旭川駅は3面6線でターミナル駅の面目を保っていました。

 

旭川駅からは「ライラック28号」に乗車します。

(「ライラック」クハ789-202・旭川・2017年5月6日)

乗車した1号車にはコンセントが設置されていました。でもほかの車両には未設置の様でした。

後で調べたら1号車は元々コンセントが付いていたようです。

 

ともあれ「ライラック」と「カムイ」が札幌〜旭川間の主役として活躍していくことは間違いありません。

(「カムイ」クハ789-1002/「ライラック」クロハ789-102・旭川・2017年5月6日)