3月26日は東武鉄道の南栗橋車両管区で「SL撮影会」が開催されたので行って来ました。
(C11 207・南栗橋車両管区・2017年3月26日)
門から入場すると、SL検修庫が目に入りました。
(南栗橋車両管区・2017年3月26日)
この検修庫は新築です。東武のSLへの意気込みが伝わってきますね。
検修庫の隣には研修センターの訓練線があります。現在はここでSLの訓練運転も実施しています。
(南栗橋車両管区・2017年3月26日)
奥に車掌車と14系が見えますね。
車掌車はヨ3500形。14系は帰り際に確認したらスハフ14 508でした。
(ヨ13785/スハフ14 508・南栗橋車両管区・2017年3月26日)
スハフ14 508の向こうにはスハフ14 501、オロ12 5、オロ12 10が留置してありました。
ヨ13785は2016(平成28)年に大井川鐵道から譲渡されて、整備されたものです。昨年の「東武ファンフェスタ」での試乗会や試運転時の試乗会では、試乗客を乗せる“客車”として使用していました。
JR四国から譲渡された14系は工場建屋の西側に留置されていました。
(スハフ14 1・南栗橋車両管区・2017年3月26日)
スハフ14 1は車体の補修をして青20号に塗装した状態の様です。なんだか普通列車用に改造された12系1000番代みたい。屋根の上には東武の無線アンテナが搭載されていました。
奥にあるオハ14 1、オハフ15 1、スハフ14 5は白帯も巻かれています。
SLの撮影は、撮影会エリアからSL試乗体験列車を撮影するというものでした。
(C11 207・南栗橋車両管区・2017年3月26日)
この場所には訓練線のホームがあって、試乗する人はここで乗降します。手前の架線柱が残念ですが、電車の車両基地だから仕方ないところですね。
辛うじてC11 207の真横撮りをする事ができました。
(C11 207・南栗橋車両管区・2017年3月26日)
後部水タンク上に東武無線アンテナが搭載されていますが、アンテナを黒く塗装して目立たなくしていました。
試乗体験列車が発車!
(C11 207・南栗橋車両管区・2017年3月26日)
最後尾のヨ8709のデッキには東武社員が乗って手を振っていました。
(ヨ8709・南栗橋車両管区・2017年3月26日)
試乗体験列車に使用された客車は2両。
1両目は元「はまなす」用自由席車のオハ14 504。
(オハ14 504・南栗橋車両管区・2017年3月26日)
2両目は元「はまなす」用指定席車のオハ14 505ドリームカー。
(オハ14 505・南栗橋車両管区・2017年3月26日)
ドリームカーはグリーン席を装備した車両です。「はまなす」用14系は大井川鐵道にも譲渡されていますが、ドリームカーはこの1両だけ。「はまなす」約1年を経てドリームカーが再び乗客を乗せて走ることになるとは予想できませんでした。
次にC11 207を撮影するときは、本線上になるのかと思います。
(C11 207・南栗橋車両管区・2017年3月26日)