【廃線跡探訪】熊本軽便鉄道 | はやこま すていしょん!

はやこま すていしょん!

更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

実は廃線跡探訪などする気もなく、出張で泊まった熊本県大津のホテルから朝の散歩に出かけたときに偶然見つけた標識で、ここが廃線跡であることを知りました。
$はやこま すていしょん!
(2013年10月7日)
場所は豊肥本線、原水~肥後大津間の全路沿い。本当に唐突に建っています。
$はやこま すていしょん!
(2013年10月7日)
写真左側に豊肥本線の線路があります。

標識の側面には沿革が書かれていました。
$はやこま すていしょん!
(2013年10月7日)
そこにはこう書かれていました。
「熊本と大津を鉄道で結ぶ構想は明治20年代からありましたが、その中で熊本軽便鉄道株式会社(大日本軌道株式会社熊本支社)が経営する軽便鉄道大津線(明治41年開通)が、旧参勤道沿いに敷設され、その停車場がここに置かれました。近代の大津の発展を支えましたが、大正3年の国鉄豊肥線の肥後大津駅開業によりその使命を終えました。」

熊本軽便鉄道は明治40年に安巳橋~水前寺間が開通。明治41年に南千反田(→県庁前)~大津間が順次開業し、明治43年には知足寺~安巳橋~県庁前、そして明治44年には上熊本~知足寺が順次開業しました。
しかし大正3年に国鉄豊肥本線(当時は宮地線)の熊本~肥後大津間の開業で、平行する神内~大津間を廃止。大正9年には全線廃止となりました。
駅跡は肥後大津駅よりも手前になります。
$はやこま すていしょん!
(2013年10月7日)
この先が肥後大津の市街地となりますが、当時は市街地までは入れなかったのでしょうか?

駅跡の手前にあるこの道が廃線跡?
はやこま すていしょん!
(2013年10月7日)
はやこま すていしょん!
(2013年10月7日)
廃止されてから年月が経っているし、軽便鉄道だったので詳しくはわかりませんでしたが、改めて調べてみようかな。