
これは東京メトロの前身である帝都高速度交通営団が1992年度から社団法人軽金属協会と共同プロジェクトとしてアルミニウムのリサイクルについて研究、実験をしていたものを反映させた結果です。
前面と側面、そして車内にロゴが貼られています。

第24編成は1994年に製造された7次車のラスト編成ですが、1993年8月に廃車された東西線5000系アルミ車の5453号車から一部リサイクルされたようです。
それらはつり手棒受け、荷棚支え材、腰掛受け、クーラー用シールゴム受け、屋根構体縦桁、屋根構体垂木、ラインデリア受け、床下機器つり枠の8点だそうです。
最近は電車のリサイクルも珍しい話ではありませんが、こういった研究の積み重ねがあってこそなのでしょう。