デキ1010形

1927年に川崎造船所で2両製造された凸型機。ED1011は1968年に廃車後向ヶ丘遊園で保存されていましたが、同園の閉園と共に解体。ED1012は1984年に廃車された後海老名検車区に留置されていましたが、2,004年頃に解体されました。
デキ1020形

1930年に川崎造船所で製造。1969年に岳南鉄道に譲渡されED28となりましたが、1988年に廃車されました。
デキ1030形

1930年に日本車両東京支店と東洋電機製造で製造。最後まで生き残りましたが1997年に廃車されました。
デキ1040形

1951年に中日本重工と三菱電機が製造。小田急では最大級でしたが1994年にモーター焼損が原因で廃車されました。
デキ1050形

1950年日立製作所製で日本専売公社で入れ換え用に使用されていましたが1959年に小田急が購入して相模大野の入れ換え用として使用。2002年に廃車されました。
小田急の電気機関車はデキ1050を除いて自社発注でしたが、形態のバリエーションが豊富だったのも特徴的でした。
いずれも現存車がないのは残念。逆に言えば全車見たことがあるのは幸せだったのかな。