7月24日にスペインサンディアゴ・デ・コンポステーラ郊外でスペインの高速鉄道が脱線事故を起こしたそうです。脱線した区間は制限速度80km/hのカーブ区間でしたが、ここを190km/hで通過と報道され、その脱線の瞬間の映像がアップされています。
監視カメラの映像のようですが、パンタグラフが離線したスパークのあと先頭車が横転して飛び込んできていてとても衝撃的です。
映像を見ると脱線したのはスペインの高速鉄道AVEレンフェ130系のようです。130系は高速鉄道の1,435mm軌間と在来線の1,668mm軌間を走行できるフリーゲージのタルゴシステムを搭載。両端の動力車をボンバルディア社が、中間の客車をタルゴ社が開発。最高速度は250km/hです。
カーブのきつさから見ても在来線区間で脱線したのでしょう。高速鉄道区間はドイツICEの保安システムを導入していますが、在来線はよくわかりません。スペイン国鉄に詳しくないので憶測でしかものを言えませんが、いずれにしてもこの事故は人災と言わざるを得ないでしょうね。