
この「ウィークエンドパス」は2010年3月29日から発売が開始されたフリーきっぷ。連続する2日間の土曜、日曜、祝日で利用可能で、フリーエリアは女川、くりこま高原、湯沢、酒田を北限としたJR東日本エリアと、北越急行、伊豆急行でしたが、2010年に山形鉄道、阿武隈急行、福島交通、ひたちなか海浜鉄道、鹿島臨海鉄道、会津鉄道、しなの鉄道、長野電鉄、アルピコ交通、上田電鉄、富士急行が追加されました。エリア内の普通列車、快速列車は乗り放題で料金は8,700円とお得感があり、自分もかなりお世話になりました。料金を別途払えば特急、急行列車にも乗車可能でした。
「ウィークエンドパス」に代わって4月から登場するのが「週末パス」。料金が8,500円と、実質的な値下げとなるので、これ自体は歓迎ではありますね。
しかし「ウィークエンドパス」の前に発売されていた「土・日きっぷ」の復活を願っている人も多いのではと思います。
「土・日きっぷ」は土日のみ使用可能でフリーエリアの北限も前谷地、古川、湯沢、酒田と若干狭くなっていることと、北越急行、伊豆急行のみ利用可能とフリーエリアが若干狭かったのですが、特急、急行列車の自由席は乗り放題! 指定席も4回までは指定可能で料金は18,000円と超お買い得でした。
発売開始当初は指定席も無制限で利用できたのですが、悪質な乗客が乗車しない列車の指定席をとりまくるという事態が問題となり、2003年に4回制限とされました。
普通列車をメインで考えている人には「ウィークエンドパス」「週末パス」がリーズナブルなのでしょうけど、新幹線移動がメインの自分だと「土・日きっぷ」の方がお得だったんですが、やはり復活はしてくれないのかな。