
ランボルギーニはもともとトラクターメーカーでしたが1966(昭和41)年のトリノショーにベルトーネがデザインした350GTVを出品してスーパーカーの分野に参入。そして1966(昭和41)年にミウラを発表しました。これがカウンタックの前身といえるでしょう。そして市販モデルとしてはミウラP400として1967(昭和42)年にリリースされています。

350psを発揮するV12気筒3.9Lエンジンをミッドに搭載し、最高速度290km/hを誇ったと言われますが、ミウラは絶え間ない改良が続けられたそうです。
そして370psにパワーアップしたミウラP400Sが1968(昭和43)年に登場しました。

前後カウルはこんな感じに開きます。

エンジンが横置きレイアウトなのが分かりますね。

コクピットは時代を感じさせるデザインですが、このシンプルさこそスーパーカーの本来の姿なのかなって思います。

そんなミウラの後継車がカウンタックでした。
プロトタイプのLP500は1971(昭和46)年のジュネーブショーに登場しましたが、市販車はV12気筒4LエンジンとなったLP400として1974(昭和49)年に登場したのが最初になります。

まさにスーパーカーブームを代表する黄色いLP400。当時はこんな感じのスーパーカーカードが人気でした。

V12気筒エンジンは縦置き配置ですが、ホイールベースを詰めるためにトランスミッションを前に搭載しているのが特徴です。

子供の頃スーパーカーショーで何度も座った運転席。やっぱり憧れるなぁ。

このあとLP400S、LP500Sと続き、1985(昭和60)年にカウンタック5000グワトロバルボーレというV12気筒5L4バルブエンジン搭載車が登場しました。最高出力は455psを発揮します。


やっぱりカウンタックはこのドアとリヤウイングがかっこいいなって思います。自分はリヤスポフェチなのですが、その原因はカウンタックにあるに違いありません。

やっぱりカウンタックは最高です!