もう何年も前、まだハナが本格艇にテニスをしていなかったころ
公営コートでで家族でテニスをしていると
なぜかいつも同じ親子が隣のコートで練習していることが続くことがあった。
どうやら子供がジュニアの競技テニスをやっているらしく
親は子供に大声でしかりつけながら練習をしていた。
周りのコートにも届く怒鳴り声で自分のテニスのレベルを棚に上げて
子供に無茶な球出しをしていた。
あまりにも傍若無人で周囲のことなど全く気にしていないくらいの
怒鳴り方。
子供はふてくされているので、親の怒りは益々エスカレートする。
横でテニスしていて嫌でも聞こえてくるので
本当に不愉快だった。
その家にはその家の教育方針があるであろうから
わざわざ口出しはしなかったが
あまり気分のよくない時間を過ごしたものだ。
「ジュニアテニス」と聞くとどうも
その時のイメージがあるので
実はハナに関わらせるのは躊躇していた。
もしかして自分もあの親のようになってしまって
子供を怒鳴り回るようになるのが怖かったから。
だから今でもハナと練習するときには
出来るだけ技術的なアドバイスはしないように
自分自身でいいプレー悪いプレーに気づくようにもっていくことを心がけて
テニスをしているつもりだ。
親が楽しそうにプレーしている姿を子供に見せる事が
子供がテニスを好きになるために、そして上手になるために一番大事なことだと思っている。