まちおこし・ひとおこしの、なおこです♡
 
コラムの世界へようこそ。
 
 
魔法のコトバだけ唱えて、ぐるぐるしてても叶わない。

 
「いつかは巡り合える」
 
自分らしくない、夜。
 
あれ?いつかの元気はどこに行っちゃったのかな・・・?
 
友人もつかまらなくて、長い夜。
 
キャンドルに灯をともしてみた。
 
星も月もこんなに綺麗に見えるのに・・・。
 
悔しいんじゃない、泣きたいんじゃない、目の前の、自分の感情が見えないだけ。
 
「いつかは巡り合える」
 
そう信じて、メイクも変えた。
 
カード払いで洋服を買って、普段買わないワンピースを着て。
 
ドキドキしながらパーティーに潜入して。
 
一度、騙されそうになった。
 
ていうか、ちょっと怖い思いをした。
 
忘れられない彼に似た相手と付き合っていたと思ってたら遊ばれていた。
 
ハタチの頃は、ちやほやされることで自尊心満たしてたのに。
 
今の私は、中途半端なオトコに言い寄られる始末。
 
ていうか、私の理想って誰だっけ?
 
周りは、少しずつ結婚というイベントが始まっていて。
 
人を見る目を養ったら、人を見る目がどんどん厳しくなっていった。
 
でも、そういう私はどうなの?
 
男性から見たらOKなの?
 
実家の親には、言えない。
 
女性として誇れる何かが何もなくて悲しませるだけ。
 
あのころより仕事も生活も上手くできているはずなのに、なんだろうこのクライシス。
 
ヒールでつまづきそうになっても誰も支えてくれないじゃない。
 
 
 
 
自分を楽しませることができたら?

 
 
私って本当は何が好きなの?
 
何を求めているの?
 
何に興味があって、何が得意で、何が苦手なの?
 
どうしたら、心地良く眠れるの?
 
少し震えながら、毛布にくるまって
 
ひとはだが恋しいのにな。
 
小さい頃甘えられなかったから、甘え方分からないよな。
 
「本当は抱きしめてほしかった」
 
また、少し涙。
 
あふれだした想いは、家族への複雑な感情へと続いた。
 
この感情をふりほどければ、きっと幸せになれる。
 
そう信じてみた。
 
誰もいない夜更けに。
 


 
理想の私は、理想の生活は、私が決める。

 
 
行動の数だけ奇跡はおとずれるのなら・・・。
 
もう一度、涙をふいて
 
明日から少しずつ歩きだしてみよう。
 
少し低いヒールに変えてもいいかな。
 
強引なヒトに、ゴメン、先約があるって断ってもいいかな。
 
観たかった映画、借りてこようかな。
 
おしとやかなフリしなくてもいいかな。
 
料理が得意だなんて言わなくてもいいかな。
 
長女だったから、いい子ぶってきた。
 
目の前の相手のことばかり意識しすぎて
 
自分を大事にできていなかったのかな。
 
だから急にわからなくなっちゃったのかな。
 
少し眠って、目覚めたら、また明日、私だけのスキなことを集めてみようかな。
 
すこしずつ、一歩ずつ。