映画『トールキン』を観てきました | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

今日は水曜、レディースデー、です。
(女性は映画観賞券が1200円の割引料金に~)
という訳で 大阪駅北ビルの上の「ステーションシネマ」で『トールキン  旅のはじまり』を観てきました。

(↑駅の北ビルからグランフロントの空中庭園を見下ろしてるところー)

映画館で映画を観るなんて ジブリの『風立ちぬ』以来ですー。

(そして『風立ちぬ』もここで観たのでしたー)

さて『トールキン』は 『ホビット』や『指輪物語』を書いた小説家(本業的には大学教授)トールキンの伝記映画。

南アフリカ生れの孤児、トールキンは 周囲の人の善意で 上流家庭の子弟の通う名門校へ。しかし同じ下宿に住む 自分と同じように身よりのない少女エディスに恋をし 成績は低迷、奨学金も受けられなくなる。という訳で 恋を一時封印したトールキンだが その間にエディスは他の男性と婚約・・・。後に復縁。
というタイミングで第一次世界大戦が勃発。トールキンはフランスのソンムへ送られる。 そこで彼が目にしたのは 沼地のおびただしい死体 火炎放射器 毒ガス ・・・・

映画では 戦場に スマウグ(←『ホビット』に出て来る火を吐く龍)や サウロン(←『指輪物語』のラスボス) 指輪の幽鬼(←サウロンの僕)が現れ  戦場での体験が後のトールキンの作品に影響を与えている~ とにおわすー。

   * * *

映画的には そんなダイナミックなシーンが「売り」なのかもしれなかったけれど、 私的には トールキンとエディスが下宿しているフォークナー夫人のお屋敷の調度品やモリスの壁紙が 古き良き時代の英国って感じで「いいわあ~」 でした。 (折角映画館で観る、のだから 細部をこそ見なくては^^;)

映画に対しては、
本物の『行きて帰りし物語』(←指輪物語内における ビルボが書いた冒険譚『ホビット』の名称)は こんな風だったんだー と 納得しながら観たのですが、 終わりが 「ここで?」でした。 でも 何時間も上映する訳にはいかないし、 話は どこか で切らないといけないもの・・・。仕方ないかあ。 / これを入口に トールキンの伝記 改めて読んでみましょうか。


映画鑑賞の後は↓

地下のフードコートで 「平日限定」の海鮮丼(1000円)を食べて帰りました。
大満足!^^)