浄土寺を退出して、すぐ東隣にある海龍寺へ伺おうと思ったら、石段上がり口に黄色いテープが張られていました。
何事かあって 今日はお参りできないのかなー?と思っていたら 警察の人が来て 「あ、 ちょっと待ってて下さいね もうじき外せますからー」と言うので 待つ事にー。
石垣の下からお寺の方を見上げましたが 境内は静か・・・
ややあって_
テープが外されたので 石段を上がりました。
「文楽の墓」で有名なお寺みたいですね?(何の予備知識も無く伺ってしまったのですがー)
門を潜ると 海に向いて建つお堂がありました。
御本尊は「千手千眼観世音菩薩」だそう。
戸の上の小壁に絵馬が掛けられていました。
お賽銭箱前には 厨子内の御本尊様の手と繋がっているという五色の糸が下がっていました。/何やら御災難があったようなので「お見舞い申し上げます」とご挨拶_。
お堂右手に案内板がありました。
なになに・・・
このお寺は浄土寺の再興に関わっていたんですね?
観音堂に隣接して建つのは位牌堂。
廃寺となった 吉祥坊 という浄土寺の塔頭の本尊であった阿弥陀様が祀られているといいます。
ところで 黄色いテープ が張られていたのは どういう理由だったのかしら?
_と思ったら 阿弥陀堂の先の地蔵堂と倉庫が燃えた、との事。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190219-00010000-hometvv-l34
ニュースによると _少し前からこの近辺で不審火が続いていたのでお寺の方は用心をなさっていたよう。それなのに、な火事。面妖な。。。
という訳で そちらにカメラを向けるのがはばかられ 思うように写真が撮れなかったのですがー
境内の裏手には 滑らかな大岩が露出しており、不思議な景観をつくっていました。(ちょっと登ってみたいって気持ちが むくむく っと~)
で、岩の手前にあるのが このお寺を有名にしている「文楽之墓」(文楽=人形浄瑠璃 文楽座の創始者:植村文楽軒_本名:正井与兵衛)でした。
しかし火事は残念でした。 境内奥には大岩が露出した箇所がもう数か所あり、なかなか迫力があって素晴らしいのに 写真撮りに近づけなかったー。。。
ではおいとまし_
浄土寺前の石畳の道を行きましょう。
つづく。