高山散策-1(旅行初日・日枝神社あたり) | (又)おだわらぐらし はじめました

(又)おだわらぐらし はじめました

 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

お昼を食べた後は 荷物を宿(高山桜庵)に預けて市内散策へ~。

近くにあったMAP。

高山市街地の見所は そりゃもう宮川右岸の江戸情緒が色濃く残る「三町伝統的建造物群保存地区」。(MAPでいうと中央の青い線=宮川の右側が右岸になります。宮川は南から北に流れているのです。)
__ですが そちらは三日目にまとめて歩く事にして
日枝神社の方へ歩いてみました。(え~日枝神社は MAPでいうと右下の城山のその下_枠外ですねー^^;)

で、MAPのすぐ横になんですが(つまりMAPの現在地)
小さな祠がありました。

扉に石が吊るされている。

祠の中にも!

どういう事?/後でネットで調べようと思ったのにヒットしません、この不思議な風習(?)についてご存じの方 惜しまず教えて下さい。

さてその祠の隣は_

↑善光寺大本願飛騨別院 というお寺でした。
なんとこのお寺 地図で見るとTemple Hotel Zenko-Ji と表示されます。宿坊をお持ちなんですね。 宿はトリップ・アドヴァイザーでも(立地以外)高評価を得ていて、正直驚きました^^;)

更に東へ行くと 豆天狗ってラーメン屋さんが。

なんでしょう、私達観光客が期待し求める通りの高山のラーメン屋さんの佇まい、じゃない?

__と思ったのに 観光案内所でもらった高山ラーメンのお店の一覧にはココ載ってないんです。/ 高山ラーメンの定義からは外れる って事なのかなー?

いかん こんなペースで記事書いてたら終わらない。
飛ばしていきます!(???)

豆天狗の辻を南へ下がったところにあった_
白山神社。(白山神社は沢山あるからでしょう こちらは「一本杉白山神社」と呼ばれているようでした)


主祭神は菊理姫命(ククリヒメノミコト/白山の白山比咩神と同一神とされる)とこの女神とエニシ深い伊邪那岐命 伊邪那美命。

↑拝殿。(神社の拝殿というより地蔵堂か何かという感じの建屋ですね?)幕に染め抜かれてるのは雪紋?それとも鏑矢六本かー?
↓神殿部に回ってみるとー

↑杉の大木が。
↓矢立て杉 ですって。(社名につく「一本杉」はこの木の事のよう)

「戦勝祈願のため枝に射立てられた尖根(トガリネ)の鉄鏃(テツゾク)は民俗学資料としても興味がある」んだとか。
まず 戦勝祈願に矢を射る木があり それに注連縄が巻かれ祠が建てられた~ のが神社のおこり のようですね?↓
岐阜の神社庁の一本杉白山神社の頁

宮川に架かる枡形橋を渡ります。/正面はかつてお城があった城山。

橋から川上(南)を見たところ_

こっちは川下(北)。


橋を渡った先の杉箇谷(スギガタニ)神明神社。

提灯の神紋は・・・三つ輪?(普通の三つ輪とは ちょっと並び方が変わってますね?詳しい方 教えて下さい)

これから行く 日枝(ヒエ)神社の末社で 神明町と上三町の氏神様 だそうです。


では 日枝神社へ向かいましょう。

道を南へ下ると 石段が見えてきました。

提灯の神紋は三ツ鏑。

狛犬がいた。

正面は・・・ 社務所でした。

神社は赤い鳥居を潜った先に。


手水舎で手を清めましょう。

新しい注連縄 紙垂 そして手水鉢の上には切ったばかりの青竹。お正月を迎える準備はもう整っているようです。


最後の石段を上ります。

ん?拝殿の前に・・・テント?

あ、普通の布のテントでは雪で倒れるからかな? 参拝者のための雪除けは 合掌造りの屋根になってました。

手前の杉の木の脇に 御由緒が書かれた札が立ってました。


↑「日枝神社は、永治元年(1141)に当時飛騨を治めていた平時輔が、日吉山王(滋賀県大津市坂本)を勧請したのが起源とされている。その後、飛騨に入国した金森長近により、高山城の守護神として現在地に奉遷された。」

では改めて日枝神社の神様にご挨拶。(坂本からの勧請だから大山咋神(オオヤマクイノカミ)ですね?)

こちらの拝殿も(途中寄った)白山神社と同じく 神社としては珍しいお寺のお堂風の建屋。(金森氏が祭祀を真言宗のお坊様に託されたためでは、との事)

本殿の右手 (雪除けのビニールシートで覆われた廊下を越えた所)に、美しい社殿がありました。

富士社。

御祭神は木花之開耶姫命。(富士山をご神体とする女神ですね?)
↓由緒書。/ 日枝神社についても書かれていますね。へ~ 元々はこちらが日枝神社の社殿でしたかー。

↓で、拝殿の後ろの今の神殿は(倒壊した旧本殿=現富士社に代わって)昭和13年に建てられたもの、なんですね?


ありがとうございましたー。


(末社を回って手水舎の横に出たところー)

続いては 宮川の左岸に戻ってー
坂本家住宅を拝見しようと思いましたが

もう閉まってました^^;)


大黒台の屋台蔵前を通って



飛騨天満宮へ。


雪をかぶった門松。

これが高山の伝統的な門松なのかな?万両(多分)の赤い実が彩りを添えていました。


手を清めます。

鳥居を潜って社殿の方へ。

あら、扉が開いている。

お賽銭箱も横に置かれているし・・・ お正月の準備中だったのでしょうか?

ともあれ 折角なので、 ぱちり。

さて、こちらの狛犬さん・・・雪をどっさりかぶってて オモシロカッタ。


(ちょっとビーバップハイスクールみたいで)))
↓そして牛さんは健気だった。

雪が強くなってきたので 散策はここまでにー。

↓宿に戻って 部屋の窓から外_ 今歩いてきたあたりを見たところ。明日はどうなるだろー と心配してたら ・・・

↓雪が上がりました。

(↑通りの先の山が 日枝神社のあった城山。山の手前の住宅街の中にある小さな森が白山神社です。)
よかった~。(と思ったのですが 翌日もどしどし雪が降りましたーーー)))


続いては 翌日参加した 合掌造りの郷を巡るバスツアーで観た景色を貼りますー。