道の駅「龍神(リュウジン)」と皆瀬(カイセ)神社 | (又)おだわらぐらし はじめました

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「新しい日常」を綴って参ります

くしがきの里 の次に立ち寄った国道371号線沿いの道の駅:龍神。/ (龍神 は地名。ここ「和歌山県田辺市龍神村龍神170-3」なんですねー)

建物名は「ウッディプラザ 木族館(キゾクカン)」ですって。

外観だけでなく館内も、柱や梁に一種 ふんだん に木材が使われ「うっでぃー」でした。

道側がショップ 川(日高川)側が飲食スペースのようですね。 あ川側にはテラス席が造られてます。気持ちよさそうー。




道の駅の近くに吊り橋が掛けられていました。

(↓橋から振り返って見た道の駅)

(ちょっと『指輪物語』に出て来るローハンの黄金館(Meduseld)みたいー)

渡った先には~

神社がありました。

皆瀬神社、だそうです。(皆瀬(カイセorカイゼ)は地名ですが、「龍神氏第12代当主:皆瀬弾正~」のように 皆瀬を姓として名乗る方もあるよう)

垣内。(神殿前にあるのは舞殿でしょうか拝殿でしょうか?)

御祭神は? もしかして龍神様?

なんて思いましたが、和歌山県神社庁のHPによると 主祭神は八幡大明神(≒品陀和気命)だそうです。

この神社のそもそもは というと、室町時代にこの地方の有力者で源氏の流れをくむといわれる龍神氏(リュウジンウジ)の 第十代:龍神正直によって 天児屋根命(アメノコヤネノミコト←春日の神様)が勧請され、 第十一代の時に完成した社殿、_なのだそうです。(龍神は 地名であるだけでなく 氏族名なんですね!) がこの元々の主祭神:天児屋根命は 現在は(主祭神ではなく)17配神の筆頭_になっている・・・
なぜ?

ググってわかりましたが、明治の「一村一社令」のため ここには村内から沢山の神社(37社18柱)が移され 合祀されてるんです。 現主祭神の八幡様 も明治42年に 村内の殿垣内(トノガイト)という地域から移されてます。(因みにこの殿垣内にあった八幡神社は龍神氏の祖:源頼氏の勧請といいます)
つまり・・・ 社殿としてはこの皆瀬社が龍神村の「一社」になり 神様の格としては藤原氏の氏神:春日神より 天皇家の祖神:八幡様が一番上として 主祭神として祀られる事になった とか、かなー?

そうそう、今建つ建屋は大正13年に建造されたもので 神殿部は「春日造」になってるそうですよ? もしかしたら元々ここに勧請された 春日の神様に対するリスペクトから?

あれこれ わからず終いながら いろいろ おもしろい。

(↓吊り橋から撮った川上側)

(↓神社の北の橋の上から撮った川上側)


さてではいよいよ(?) 龍神温泉へー。/つづく