久しぶりにこの笛を吹いてみました。
何度かアップしているのでご存知の方も多いと思いますが、木製フルートを買いました…
のではなく、例のプラスチック楽器です。
まぁ、半分おもちゃです。
ですが、けっして侮れません。
まともに吹けば、ちゃんとした音でます。
芸能人格付けチェックではありませんが、ブラインドテストされたら恐らく分からないはず…
フルートを専攻してない人であれば多分、金の笛だと言われたら信じるでしょう。
それほど、プラセボ効果は恐ろしい~!
ちなみにお値段は、金の笛の相場の500分の1程度です。
合掌…
遠目に見ると木製に見えます。
フルートは、現在でこそ金属で作られてますが、楽器の分類上は木管楽器です。
ピカピカに光っているサキソフォンも同じく木管楽器なんです。
そこで、古典回帰か何か知りませんが、木製の楽器(フルート)がいくつかのメーカーから出されています。
拘りの奏者などがわざわざ値段の高い、またメインテナンスにも手間のかかるこの木製のフルートを手に入れてます。
音は違うのか?
結論的には、まったく同じです。
管楽器は、楽器の躯体自体が振動に寄与する弦楽器とは異なります。
管体内部の空気中だけが振動するのであって、管の材質自体は音質には全く影響しないというのが物理学上の理論です。
もっとも、金のフルートと同じくプラセボ効果は大いにあるようで、やっぱり木製本来の柔らかい音がするなどいう意見もあります。
まぁ、吹いている奏者本人、および聴いている聴衆が満足すればいいですよね(笑)
