北海道はニセコ、蒼麻芽農園にて。
5月から始まったこの教室も3回目。
座学と農園見学の組み合わせで進行して行きます。
「発見」と「実践」
トマトは葉から水を吐く。
最近は雨続きで地下水位が高い。
ハウス内の高畝でも、アンデス原産のトマトにしてみれば水分過多。
根造りも立派で、畝脇から不定根が見えるほど。
植物は水分があれば、あるだけ吸収。
でも、不必要な分は排出する。
トマトの葉水は、不必要な水分。。。
水、もういらないと、トマトが判断して葉から水を出す。
思考をしているのか、プログラム通りなのかは分からないけれ。
うちのトマトとは根造りも樹造りも畝の形もハウスの有り無しも品種も違うけれど。
でもその時、そこにあったトマトは葉水を出していた。
この「発見」を「実践」に生かして、そしてまた「発見」を得る。何事もこの繰り返し。
その時、相対した植物と環境、そして自分自身に責任を持って。
ひとまず、そんなことを勉強した一日。