とびだせみりあちゃん(C85 新刊) | ぬるぽぷらす

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今年、はじめて 3D 映画ってモノをみまして、いたく感動したんです。
ふしぎなめがねを装備するだけでスクリーンに映されたものが飛び出てくるんですよ?

飛んでくるレンガを避けようと身をそらし、
間近にあるので掴みかけた石。

決めました。
「同人誌も 3D の時代だな……」

紆余曲折(※後述)ありまして、幾日かが進みまして
この飛び出す絵本方式同人誌ができあがりました。


その場で渡して、その本 3D なんですよと言っても渡された人は
「何言ってんだこいつ」
という目でこちらを一瞥。
半信半疑で1枚めくると物理的に飛び出てくる黒いインクの乗った白い紙。

あの驚いた顔ズはきっと忘れません。

はじめて完売しました。
が、完売したのを知ったのは私が席を離れている時でした。
自スペに戻って売り子が一言
「完売したよ」
高い天井に向かって放つ懇親の
MAJIKA!

自分がおもっていたよりも好評だったようで
また作りたいポテンシャルはあるんですが
紆余曲折(※後述)あったので、
たぶんもうライン生産しないといけないくらいつくることはないです。
つくるとしても数えるほどだろうなあ。

ありがとうございました。
そしてまた、よしなに。


【余談の紆余曲折部分】
3回に2回は
「飛び出るトコロも印刷所でやってもらったんですか?」
みたいな質問を頂いたんですが、
その度にひとつひとつカッターで切って糊やテープで貼っていったんだよと
説明しました。

今回50部刷ってもらったんですが
それはつまり、それだけの数切って貼ってとしていったので
単純計算作業だけで30時間くらいかかってます。

そして、そんなに時間がかかるとおもっていなかったので
遅めの12月20日に家に届けてもらうように手配していまして、
焦燥感に襲われていました。

切って折って貼ってと作っていき
結局全部完成したのは12月28日の夜でした。