「無策な安倍政権」をいまだに支持し続ける人がいる理由――内田樹の緊急提言

新型コロナウィルス禍への日本政府の対応は「サル化」の一例にすぎない。「今さえよければ」と考える「サル」から脱却し長い目で考える時間意識を取り戻さなければ明日はない。

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このブログはゆかぴょんの私的感情の吐き出し先なので、思いつくまま、気の向くままに書き綴られてます。

「もの言わぬは腹ふくるるわざなり」と言いますから、ゴマメの歯軋りでもネットの片隅に残しておこうかと。

 

■コロナ禍に見る「最悪の事態」を想定しない日本人
 日本の新型コロナウィルス禍への対策のどたばたぶりは「サル化」の好個の例です。危機管理に必要なのは、過去の出来事を記憶する力と未来のリスクを想像する力です。過去の事例を振り返って、同じ失敗を繰り返さないように改めるべき点を改める。未来については「最悪の事態」を想定して、その被害を最小化する手立てを工夫する。「もう過ぎてしまったこと」と「まだ起きていないこと」にありありとしたリアリティーを感じる感受性がないと危機管理はできない。

 

→内田クンがたちの悪いのは、一見正論に思えるところ。

何故、日本人は「最悪の事態」を想定しないのか?

一つは、言霊のさきはう国だから。

もう一つは、憲法9条という空念仏平和真理教の信者だから。

 

内田クンは憲法9条論者。

ゆかぴょんは「自分の身は自分で守るしかない」というのは古今東西、絶対の真理と思っていますが、憲法9条論者はそうではない。

日本有事を想定しない、することすら間違っているとする憲法9条論者がどうして上から目線で、『「最悪の事態」を想定しない日本人』などとご高説を垂れられるのか、不思議でなりません。

 

■コロナは世界各国に配布された「センター試験」
アジアでは、今のところ台湾、韓国、中国が感染拡大を阻止することに成功しているらしい。そして、「こうすれば感染拡大は防げる」という教訓を開示した。都市封鎖、感染者の完全隔離、個人情報の開示と徹底的な検査……とそれぞれにやり方は違いますが、とにかくほぼ抑え込んだ。

でも、日本は何一つ成功していません。世界に「こうすれば、抑えられる」と報告できる成果が一つもない。さいわい日本は深刻な感染爆発に至っていませんけれど、それがどのような防疫政策の「成果」なのかは誰も知らない。

 

→「…らしい」とするところが、いやらしい朝日新聞的テクニックですな。

台湾と中国・韓国では公式発表の信憑性が全く異なります。

今年のスマホの解約件数が2千万件を突破、台湾に死体袋を十万単位で何度も発注している中国で死者4千名程度、そんなものを本気で信じているのでしょうか?

あとになって嘘がバレたら、「まさか、中国がそんな嘘をついているなんて…」と逃げを打てるようにしておく狡猾さ。

 

中国も、韓国も、欧米に提供した検査キットが「不良品じゃねーか、舐めてんのか!」と突き返されています。

だとしたら、感染者数の公式発表は信用できるんですか?

 

日本が何一つ成功していない?

クルーズ船対応も検査を絞るのも、世界から非難されましたが、どうでしたか?

無検疫で放流したイタリアがあの惨状、検査検査検査で感染拡大・医療崩壊を起したNY州の惨状。

結局は「日本の対応はベストではないが、ベターであった」と欧米も認め、追随しているのではないですか?

人口比で圧倒的に死者が少ないのは日本ではないですか?

 

■中韓に学ぶことができない安倍政権
日韓はほぼ同じ時期に感染が始まりました。韓国は終息に向かっており、「こうすれば大丈夫」という経験知を積み上げています。日本では深刻な感染爆発はまだ起きていないけれど、それを抑止する手立てを講じたからではありません。朝令暮改的な指示を出して「やっている感」を演出しているだけです。国内メディアはそれでもごまかせるでしょうけれども、海外メディアは容赦ありません。

諸国は先行する成功事例に学ぼうとしています。どこも中国の都市封鎖策に、韓国、台湾が実施した完全隔離・検査体制の充実という成功例を組み合わせた「解答」を真似し始めた。パンデミックについては「カンニング」はありです。真似できる成功事例は何でも真似すればいい。それが人類のためなんですから。

 

→中韓に学べ?では、それを具体的に言い換えたらどうなるのですか?

非常時なんだから、中国を見習え!

・政府は強権を振るえ!

・自衛隊・警察をフルに使って都市封鎖せよ

・陽性患者は病院・簡易隔離施設へ、足りなければ自宅に閉じ込め入口は溶接で閉鎖しろ!

・政府を批判したり、都合の悪い報道をするマスコミ、病院関係者、ユーチューバーは行方不明にしろ!

 

非常時なんだから、韓国を見習え!

・陽性患者は個人情報・GPSの行動履歴を公開しろ!

 

非常時を、最悪の事態を想定して、

・全土に監視カメラを設置、顔認証やスマホのGSPで追跡できるように組織・システム・マイナンバーを整備しておけ!

 

そう主張するのなら、善悪は別にして、筋は通っていると思います。

しかし、そうではないですよね?

 

内田クンは戦後民主主義者、進歩的文化人の系譜やなあ…。

これがゆかぴょんが「卑怯な言論人」と罵る所以。

 

■コロナ対応で明暗分かれたアメリカと中国
コロナウィルス禍でトランプ大統領もその危機管理能力の低さを露呈しました。「アメリカ・ファースト」政策によって国際協調に背を向けて来たアメリカですが、今回のコロナ禍でもトランプは「アメリカさえよければそれでいい」という自国第一主義を剥き出しにし、秋の大統領選に備えて支持者へのアピールを優先させ、国際社会に対して指導的メッセージを発信するミッションを放棄しました。

その一方で、感染対策について経験知を積んだ中国は医療資源を世界各国に送り出しています。感染症が終息した時に、世界の多くの国が「アメリカやヨーロッパの国々が自国第一主義的にふるまっている中で、中国だけが支援の手を差し伸べてくれた」という印象を持つことになると思います。習近平はコロナ禍を通じて「中国は寛大で友好的な大国」だというイメージを世界に宣布することを目指しています。

ロシアも積極的に他国に支援を送ることで国際的地位の向上を図っています。政治的意図はクールですが、行為そのものは人道的です。トランプは自分の目先だけのコロナ対応でアメリカがどれほど国際的威信を失ったかに気がついていない。

 

→へー、そうなんだ。

昨年12月には「武漢で変な肺炎が流行している」と報告した医師を厳重注意、隠蔽。

世界中で医薬品・マスクを買占め。

イタリアから提供された医療物資を逆輸出してボッタクリ価格で売りつけ。

欧米にボッタクリ価格で売りつけた人工呼吸器・検査キット・マスクは不良品で返品の嵐。

フランスに対して「マスクと5Gの抱き合わせ販売やで」

 

自身やWHOを通じて「人類社会に貢献した」とプロパガンダに励んでいますが、逆効果でしょう。

世界は激オコプンプン丸。

こんな国に生産工場を握られてたら何をされるかわからない。

国際サプライチェーンから切り離そう、賠償請求しようず、となるのが今後の流れでしょう。

 

■現政権が支持されているのは「日本が落ち目だから」
現政権が支持されているのは端的に日本が落ち目だからです。貧乏くさい国では、人々は隣人の「身の程知らず」のふるまいを規制することにはずいぶん熱心だけれども、創意工夫には何の関心も示さなくなる。隣の人間の箸の上げ下ろしにまでうるさく口を出すのは、限られた資源を奪い合うためです。国を豊かにするためではない。

 

今は船が沈みかかっている時です。積み荷の分配で議論している暇はありません。この船の船底のどこかに大穴が空いている。それを見つけて、穴を塞ぐのが最優先です。そのための時間はもうあまり残されていません。

 

→現政権が支持されているのは、野党・マスゴミ・パヨちんがどうしようもなくお粗末だからでしょう。

政府・自民党は国家という機械装置を下手くそながらも操縦できる。

しかし、、野党・マスゴミ・パヨちんは屁理屈を捏ねまわし、ダブルスタンダードのクソオブクソ。

民主党政権のあまりの酷さを国民は忘れていないから、現政権が支持されているのでしょう。

 

新型コロナ流行という非常時に、モリカケサクラをやっていたのは野党・マスゴミ・パヨちんでしょう。

利いた風な口を叩くパヨちんには、「では、具体的には」と問えばお粗末な限り。

 

こういう輩がコロナで死ねば、日本も少しは良い国に、と思うゆかぴょんなのであった。ちゃんちゃん。